が発表されました。




芥川賞は、『該当作なし』。



直木賞は、池井戸潤 『下町ロケット』。




個人的には、円城塔か本谷有希子に芥川賞を獲ってほしかったなぁ。




直木賞の池井戸潤は読んだことないです。作品の内容があまり好みではないので。



こちらは個人的には、辻村深月か高野和明に獲ってほしかったかな。




まぁいずれにしても個人的な好みの話です。




この二つの文学賞は有名ですが、これを獲ったからといって必ずしも面白い作品なわけではないし、候補に上がっても辞退してしまう作家も少なくありません。



候補にすらなっていなくても面白い本はたくさんあります。



一種のお祭りですよね。

だから、この賞だけをやたらと持ち上げて大々的に報道するのはどうかと思うのです。



そもそも明確なジャンル小説は、候補にすらならないことが多いのですよ。



ミステリーが候補に上がってきたのは最近のことだし、SFに関してはもう全然ダメです。完全無視。(今回の芥川賞の候補になった円城塔さんはSF作家ですが、候補作はSFではありません。たぶん)



はっきり言って、SFを無視して《文学》、あるいは《エンタテインメント》など語れないと思っています。



まぁそういう具合に、とても偏りがある賞なのです。




ともあれ、受賞されたということはめでたいことです。



これからはもっとマニアックな本も受賞されることを祈ります……w