本：ポジティヴシンキングの末裔

木下古栗　『ポジティヴシンキングの末裔』

少しずつ、少しずつ読んだ短編集。

あまりにも無意味な話ばかりがそこにはあったｗ

どの話も読み終わったあと、「だからなんなんだ……」と脱力しきってしまうほどに、無意味で支離滅裂で突拍子もない変なお話のオンパレード。

でもでもなぜだろう、おもしろいのだｗ

なにがどうおもしろいのかはさっぱりわからないけども。

時間を無駄にする覚悟があるのなら、読んでみるといい。責任は負わないｗ

『量子回廊』という年刊日本SFアンソロジー（文庫）にも、この中の一編、『ラビアコントロール』という、数分で読み終わる短い話が載っているので、そちらを読んでみて気に入ったのならこの単行本に挑戦しよう。