グレッグ・イーガンの、『宇宙消失』
- 宇宙消失 (創元SF文庫)/グレッグ イーガン
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現代SF作家の最高峰と呼ばれる、グレッグ・イーガンの長編。
イーガンといえば、『万物理論』か、『ディアスポラ』が最高傑作と言われているが、いきなりそこからはキツいかもしれないので、この『宇宙消失』か、『順列都市』で慣れてからのほうがいいかもしれない。
ある日、夜空を黒い球体に包み込まれ、空から星が消えてしまった未来。
不可能状態から病院を抜け出した患者と、太陽系を覆う球体の謎がリンクして、量子力学的な大団円が待ちうけている。
量子論の《観測問題》を使った、大ネタ一発のハードSFだ。