本の話でーす。
角川書店より、来月発売予定の、ニール・ゲイマン著 『墓場の少年 ノーボディ・オーウェンズの奇妙な生活』、という本。
この本は、SF/ファンタジー系の本に与えられる、《ヒューゴー賞》、《ローカス賞YA部門》と、アメリカの優れた児童文学に与えられる、《ニューベリー賞》、同じくイギリスで出版された児童文学に与えられる、《カーネギー賞》などなど、名だたる文学賞を受賞し、日本でも(一部の人の間で)話題だった本の邦訳です。
しかしこの本、原題は、『Graveyard Book』といいまして、ちょっと前までは、角川書店のホームページにも、『グレイヴヤード・ブック』というタイトルで発売予定だったのです。
それが、タイトルが変わったらしく、上に書いたようなタイトルになってました。
完全に個人的な好みで言っちゃいますが、この邦題はないわぁ~w
『グレイヴヤード・ブック』でよかったのに~。
せめて『墓場の本』にしてほしかった……。
なぜ少年……。
もうずっと前からこの本のことは『グレイヴヤード・ブック』として知ってたから、今さら『墓場の少年』とか言われても馴染めないw
ってゆうか副題。
副題イラねーw
『ノーボディ・オーウェンズの奇妙な生活』って。
いやぁ……微妙……w
そもそも僕は、副題というやつが嫌いなのです。
(んなこと知るかよ、という声が聞こえるw)
この間買った本も、原題は、『UN LUN DUN』(チャイナ・ミエヴィル著)で、邦題は、
上巻が、『アンランダン ザナと傘飛び男の大冒険』で、
下巻が、『アンランダン ディーバとさかさま銃の大逆襲』というタイトルでした。
これも、個人的には、副題いらなかったな~と思っちゃったり。
『アンランダン』はそのままだったから、まだマシか。
(ちなみに、『アンランダン』とは、Un London=裏ロンドン、という意味)
いかにも子供向けっぽい副題なのは、児童書扱いだから、まぁしょうがないのか……。
作者は二人とも、普段は、バリバリの大人向けSF/ファンタジーを書いている人です。
子供向けだからこそ、子供っぽいタイトルとか装丁にしてほしくない、と子供の頃に思っていたのは僕だけでしょうかw
ってゆうか最近、SF作家の児童書多いな!w
日本のSF作家も出したし、この『墓場の少年』も含めたら、3~4冊はある。
普段、児童書コーナーなんて行ったことなかったのに、何度も足を運ぶハメに……w
超行きづらいのに……w