さゆが、映画『告白』を見たらしいじゃないですか。

確か、れいなも見たって言ってましたね。



僕は映画は見てませんが、本は読みました。



ええ、確かに傑作でしたよ。

後味が最悪に悪いので、もう一度読み返したいとは思いませんが、傑作でした。



しかしねぇ、正直言って、あれよりも面白い本なんて数え切れないくらいありますよ。



でもでも、そんな本のほとんどは売れないんですよねぇ。



本当に面白くて、売れるべき本が売れることなんて、めったに無い。



これは、なかなか不思議な現象と言っていいですね。



なぜだろう。

そこそこの本はベストセラーになる。

しかし、本当に素晴しい本はいまいち売れない。



人々は、レベルの高いものを求めていないということでしょうか?

天才はいらないから、平均を見せて。ということかな。



それとも気付いていないだけ?

あまりに膨大な量の本があるから、誰かが「これ良いよ」と言ってくれたものしか見れないのかもしれない。

そしてこの場合、その《誰か》とは、メディアであることが多いのですね。

テレビ、雑誌、あるいは出版社(の一部)。

要は、売れるのは、そういったメディアがたくさん「宣伝」した作品である。という極論に達するのも仕方がない。



これはなにも本だけに限らず、音楽などでも同じかもしれない。

まったく同じではないけれど、似た要素はあると思う。



これらは、もちろん「例外はある」、という前提の話ですが。



……しかし、これはいったい何ブログなんだ(苦笑)w

売れない小説家の回し者みたいだなww