窓の外が、記者会見のフラッシュのようにピカピカと光っております。



空を見ていると、綺麗な形の稲妻が、くっきりと目に焼きつくほどです。



稲妻は、その一瞬で、地面と雲とを何往復もしているらしいですよ。

空から地面へ落ちるのではなく、地面から空へ上がるのだ、という話も聞いたことがあります。



巨人の腹の虫のような、ゴロゴロという音と共に、空を切り裂くような雷鳴も聞こえてまいりました。



雨も激しさを増したようです。



これで多少は涼しくなるでしょうか。



湿気が増すのは、本読みには辛いことでもありますが。



まぁ、仕方がありません。



雨の降らない星では愛せないですからね。