本の話題。



第143回、芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。



書くのは面倒なのでw、もし知りたい方は、文藝春秋という出版社のHPを見てください。



どちらの賞も、一つの出版社が開催しているものなので、受賞作は自社本(文藝春秋から出版された本)に偏る、という傾向があります。



それに、推理小説などが受賞することは稀ですし(だから、容疑者Xの献身の受賞は結構驚きました)、SFやファンタジーなどが受賞することは、ほぼ無い、と言っていいでしょう。



一番、知名度のある文学賞だと思うのですが、こういった偏りがあるのが事実なのです。



まぁ、一種のお祭りみたいなものなので、別にいいですけどね。



ちなみにその1、芥川賞は、純文学の短編小説で、直木賞は、広義のエンタテインメント小説を対象にしています。



ちなみにその2、芥川賞は正式には、『芥川龍之介賞』で、直木賞は、『直木三十五賞』と言います。

直木三十五は、年齢によってペンネームを変えていた作家で、直木三十一から始まり、三十五歳で変えるのをやめたので『直木三十五賞』になったのです。



プチ情報でした。