○子どものころ、サンリオキャラクターの店に行ったら「3時からゲーム大会
だよ。みんな参加してね。待ってるわ!」というキティーちゃんのセリフを、
店長らしいメガネのおっさんが丸文字で書いていた。


○わたしの弟は歯磨きが大嫌い。たまに「歯、磨いた?」と聞くと「うん。
上の歯だけね。」と答える始末。
数日後、風呂上りの父に、母が「頭、洗った?」と聞いたら、
「おぉ。後ろの方だけな。」という答えだった。
血は争えないと思った。



○先日、友人の結婚披露宴に出席したところ、某有名作家が出席されており、
こんなスピーチをされていた。
「結婚とは判断力の欠如からしてしまうもので、
離婚とは忍耐力の欠如からしてしまうものです。
そして再婚とは記憶力の欠如からするものです。」
さすが全てを経験された人の話は説得力があると思った。


○ブルースブラザーズのCDを買った。
妻に「これ何?」と詰問されたレシートを見ると
「ブルース ブラ」と書いてあった。


○僕の部屋のファンヒーターは震度4の地震でも止まらなかったくせに、
僕がベッドから飛び降りると「E4」と言う表示を出して力尽きる。


○生協の卵を2パック頼んでおいたら一つ割れた卵があったので
「あ、割れてる」と指摘した。
すると生協の係の人に「っていうか、中身が出たままなんですよ」と言い訳をされた。


○おばあちゃんが「このゼリーぜんぜん甘くなくってマズイ」と言って
私にあけたばかりの袋を手渡した。
その袋には大きな字で「カブトムシのゼリー」と書いてあった。
でも、おばあちゃんはマズイのに3個も食べていた。


○近所のラーメン屋に
「しばらくラーメンはメニューから外します」と書いてあった。



○同僚がコピー機に向かっていたので順番を待っていると、拡大、縮小の画面
を見ながら「倍率 ドン!」と言ってボタンを押していた。
頭の中は懐かしさと大橋巨泉でいっぱいになった。


○スキー場からの帰り道、渋滞に巻き込まれ退屈なので窓の外をみていたら、
スキーブーツをはいてスキーの板をかついでバレリーナの格好をした人が疲れ
た顔をして一人トボトボ歩いていた。


○私がファミレスでフリーターしてた頃、バイトの女子高生がある日私に聞い
た。「神奈川県って、横浜市だけですか?」質問の意味さえわからなかった。



○歯医者に行った時「口笛を吹いてください」と言われたので、不思議に思い
ながらも「エーデルワイス」を吹いてみた。すると歯科助手のお姉さんは、
けげんそそうに私を見つめていた…。「口紅を拭いてください」だった。


○ある朝、急いで家を出ると靴の中に違和感があったので、石でも入ってるの
かと思って駅についてから中を見た。するとそこには圧死状態のコオロギが。
秋を感じた。


○アブラゼミが歩いて道路を横断していた。


○月曜日、朝学校に着いて上履きを出すと両方右だった。


○「耳垢を溜め過ぎると耳垢の中から蛾が発生して、その蛾が耳の中で飛んで、
その時に蛾の羽から出る燐粉が猛毒で、鼓膜にかかると耳が聞こえなくなる」
って話を中学二年の頃まで信じてた。


○ある晩カメムシが我が家へ迷い込んで飛び交っているので、息子に殺虫剤を
持ってくるように頼んだら息子は「どうしよう、にわとり用しかないよう!」
と困ったようにキンチョールを持ってきました。


○高校の英会話の授業でネイティブの先生が星座について全て英語で話した後
うちのクラスの担任(英語教師)に「あなたの星座は何ですか?」と質問し、
担任は「アイアム ア モンキー」と答えていた。授業の後、担任は「日本とイ
ギリスでは干支の動物が違うから気をつけるように」と補足説明してくれた。


〇母は、私がストーブに近づきすぎてやけどをしないように「ストーブに触る
と、手がハンバーグになっちゃうよ!」といっていた。だから私は子供の頃、
ハンバーグを食べるたびに「これは誰の手なんだろう?」と思っていた。


○小さい頃、父が母のお腹に向かって「男の子が欲しいな」と言っていました。
それを私に見つかり父がとっさに「お母さんにお願い事をすると願いが叶うん
だよ」と言ったので、次の日私も母の下半身に向かって「自転車が欲しいな」
と、そっと頼みました。


○うちのばあちゃんが、冷蔵庫の中の肌水を飲んだ。



○先日、ぼくが友達とファミコンをしていると 通りかかった母が、「おまえ
たちはいいねぇ、毎日がエブリデイで」と言った。母はいったいなにが、いい
たかったのだろぅ・・・・。


○妹が夕食にスパゲティを作ってくれることになりました。妹は、「今日はカ
ルボナーラを作るね」と母に言っていました。夕方、私が外から帰ると母が、
「もうすぐボラギノールができるってよ」と言いました。ソレって痔の薬じゃ?


○弟は、誰に似たのかとても勉強ができる。それで、高校1年生のとき、アメ
リカに留学することになった。そのとき、母は親戚や近所の人に、「うちの息
子をアメリカにホームレスにやるんですよ」と言って、自慢して歩いていた。
その後、親戚からは自然とお祝いと餞別がたくさん届いた。


○うちの父は、沖縄に向かう飛行機の中で私たち兄弟に向かってエラソーに、
「沖縄は島全体が『さんしょううお』なんだぞ!」と言った。それを言うなら、
サンゴ礁だろ・・・。


○酔っ払って帰宅した夫は、そのまま居間に寝てしまった。重くてとても寝床
まで運べない。「はって行ってよ」と何度も声をかけたが、そのたびに夫は、
「ハッ! ハッ!ハッ!」と息を荒くしていた。どういうつもりだろう。


○電話で書店に本を注文した時のこと。住所と氏名を聞かれたので、名前の
「和英」を和は「ヘイワのワ」、英を「エイゴのエイ」と答えた。後日送られ
てきた郵便物の宛て名は「和A様」となっていた。


○結婚した教え子から年賀状が来た。「性が変わりました」と書いてあった。


○小学校の学芸会のときシンデレラの劇をやることになり、シンデレラ役に
立候補したら、「え? シンデレラ? 魔女っ鼻なのに?」と言われた。
すごくショックだった。



○深夜に高速道路を走っていたら、横を通り抜けていく黒い影があった。目を
凝らしてみると、和服を着たババアがものすごいスピードで上半身を動かさず
すり足で歩いていった。幻覚にしても怖い一瞬だった。


○父が入院することになって、病院に予約を入れて自宅で待機していたら、
思わぬ早さで連絡が来て、「明日から入院して下さい」。突然のことで、心の
準備が出来ていなかった父は、思わず「今、ちょっと身体の調子が悪いので、
少し延ばしてもらえませんか」と言ってしまった。病院も何の疑問を持たず、
父の要望を受け入れた。



あーーーー笑ったクラッカー