言の葉 -latent word- -16ページ目

何故?

何故、貴方が好きなのか。


どこが好きかとか、どういった所が好きかとか。

そんな答えなら、いくらでも出せるのに。


何故、と問われると答えが出ない。


何故だろう?

何故、貴方なんだろう?

何故、貴方に恋したんだろう?


何故、貴方じゃないとダメなんだろう?

足りない

好きと想う数と。

貴方との思い出の数が。


比例しない。


…貴方が、足りない。


きっと、これからも、いつまでも。

比例しない。

恋しい

貴方を想う度。

恋しい、恋しい、と。


今も。

恋しい、恋しい、と。


何故か思うので、辞書を引いてみた。

言葉の意味を読んで、少し笑う。

深く意味を考えずに。

恋しい、恋しい、と。

毎日繰り返していた…、心。


これ以上、健気に貴方を想う心を惹きつけないで下さい。

「あの場所に行きたい」


いつか貴方が言った場所に、今。

私はいる。


繋ぐ手が隣にないことが、少しだけ淋しい。


本当は…、すごく淋しい。

距離

貴方を見ました。


遠くから。

見ました。


近くへは。

行けませんでした。


たった数メートルの距離を縮める勇気はどこにもなく。

数秒間、貴方を見るのが精一杯。


何事もなかった顔をして、私は私の日常へと戻りました。


距離を開けているのは私かも知れない、と。

今日初めて思いました。

もういいでしょう?

毎日毎日。

貴方で一杯で。

苦しくて。


もういいでしょう?

そろそろいいでしょう?


貴方を嫌いになっても。


もういいでしょう?


好きな所を増やしてもしょうがないよ。

嫌いになりさえすれば楽になれるよ。


そろそろいいでしょう?


ねぇ、まだ足掻くの?

私。


いい加減にしなよ。

良かった

貴方と出会えて。

貴方に会って。

貴方を知って。


それだけで良かったと思ってしまう。

他に良いことなんて何一つないのに。


それでも。

良かった、と。


貴方の写真を見ながら、ふと思う。

綺麗になれる恋

恋をすると人は綺麗になると言うけれど。
私は薄汚れていく一方。


貴方の側に行くことの出来る人に。
貴方と話の出来る人に。
嫉妬ばかりの毎日。


醜くて汚い、そんな感情ばかりで一杯。


…綺麗になれる恋がしたかった。

貴方の名前を書いて。

その横に自分の名前を書き並べて。


字だけで見るとお似合いのような気がして。


バカだな、と笑ってしまった。

神様

さあ、どうぞ。


あの人よりも先に。


どうかどうか。

私を連れて行って下さい。