犬と一緒に星を見に行く。
こいぬ座を指さして、
あそこに好きな子がいるんだ、
と犬がいう。
犬の分際で!
馬鹿にすると犬が泣き出す。
あの星まで投げてくれ!
と犬は懇願する。
仕方ないなぁ、と
ポケモンボールに犬を入れて、
星に向かって投げつける。
だけど、常識的に届くはずがない。
犬が入ったボールは、
昔住んでいた家の近くにある
いわゆるボール墓場の
柴谷さんのおばあさんの庭に
飛び込んでしまう。
呼鈴を押すと、
おばあさんにこっぴどく叱られた。