私はイクラ。 | 犬と夫と私とアメリカ

犬と夫と私とアメリカ

アメリカ生活についての徒然なる日記。

 

渡米当初に私の英語力は壊滅的だと書きました。

 

あと少しで1年経とうとしますが……

 

 

ええ、一向に上達していませんよ?真顔

 

 

旅行中、犬連れ故に色んな方に話しかけてもらったのですよ。

 

とくにお子様(3歳~小学生ちょい前位)達なんて

 

 

お子様「ドギー!ドギー!ひらめきラブラブ

 

犬「……(なんか俺人気あるな真顔)」

 

お子様「パパー!ドギーだよぉぉぉぉニコニコニコニコニコニコニコニコ

 

なーんて、大はしゃぎ。

 

時々、

 

お子様「触っても良い~?ひらめきひらめきひらめき

 

と聞かれるので(言われていることは何となく分かる)

 

ポンコツ「イエスー。(いいよー)にっこり

 

って言います。

 

そのあと、

 

お子様A「ねえ、この子何歳?ひらめき

お子様B「名前は~?ひらめきひらめき

 

と非常にクリアな発音、且つシンプルな質問をしてくれるので、

 

ポンコツ「7歳だよー。彼の名前は〇〇だよーにっこり

 

とはっきり英語で言ったつもりだったが、

 

 

お子様AB「「・・・・・ハ真顔真顔​」​​​​」

 

めちゃくちゃ怪訝そうな顔に豹変。

 

ポンコツ「(え、何で聞き取ってくれんの驚き)7歳だよ。彼の名前は〇〇だよ滝汗

 

お子様AB「「……真顔真顔真顔真顔」」

 

お二方、無表情のまま静かに立ち上がり、

 

愛犬からさーーーーーっと離れ、すーーーーーと親御さんの元へ戻っていった。

 

犬「(おいおいどうした。もう撫でないのか驚き)」

 

2人ポツン…真顔

 

 

 

通じてない。

 

 

私の英語はアメリカ人に英語と認識されていない。

 

大人のアメリカ人はぶっ飛んだ英語や発音でも何となく理解してくれる。

 

純粋な子供からすれば、私の英語なんて宇宙語としか思えず、

 

怪しげな呪文を唱えている不審者にしか見えなかったのである。

 

あの子たちにとって、私は恐怖な存在に見えたに違いないのである。

 

 

それ以降の道中、私はアイス屋で注文する時も、

 

前に並んでいたお子様の注文と全く同じように発音し注文してみた。

 

店員さんからしたら、良い年した大人なのに、

 

ポンコツ「アイスくだしゃいニヤニヤ

 

とか言ってる気味悪い人間に見えているだろう。

 

 

見た目いい年なのに、サザエさんのイクラちゃんみたいな感じ。。。

 

夫だってタラちゃんみたいなもんだろうさ。

 

イクラとタラという未成年が、車を爆走させて旅をしているのだ。

 

ホラーである。

 

しかし、この年で海外に住むことになれば、恥じらいとか気にしている余裕なんてないのが現実なのである。

 

生きるのに必死なのだよ。

 

はぁいー。

 

 

※波野イクラのコミュニケーションについて(Wikipedia抜粋)

アニメで発する言葉は「ハーイ(挨拶、および会話中に使うと「そうです」の意味になる)」「チャーン(カツオ、ワカメ、タラオの名を呼ぶ時)」「バブー(不機嫌な時、「ちがう!」と否定する意味も兼ねる)」しかしゃべれず、イクラの両親と年齢の一番近いタラオのみ理解可能。

それ以外の人物がイクラの言いたいことを理解するには、タイ子たちに通訳してもらう。

あるいは、イクラの表情と言い方・動きなどで予想し、その都度イクラに「ハーイ」「バブー」でイエスかノーを判断してもらうしかない。

イクラはほとんど話せないものの、相手が言うことは簡単な言葉なら理解できるようで上記のようにコミュニケーションをとっている。

 

 

まさしくこれが我が家である。