犬と夫と私とアメリカ

犬と夫と私とアメリカ

アメリカ生活についての徒然なる日記。

 

タイトル通りです。

 

前回介護の投稿をした翌日、実家の子が虹の橋を渡りました。

 

 

 

 

 

前日の17日(日本時間)、2日に1度の病院へ行き注射を受け帰宅。

 

夜にシリンジで食事を少々食べ、いつもですと安定剤のお陰で朝まで眠りますが、

 

この日は眠って間もなく「犬が泣いている」とドッグカメラからの通知が。

 

母は横で寝ていたので、すぐに起き上がり診ていましたが「いつもの泣き方と違うよね」となり、

 

父、弟も加わり、体をさすり排泄もしましたが、それでも泣くことを止めず。

 

深夜1時から3時まで2時間超ただただ泣き続け、

 

病院も開いてない、でも体が痛いようで鳴き声が止まらない。

 

きっと私達家族との最後の時間になるだろうと、この時皆が理解しました。

 

母が「もう頑張らくていいんだよ、寝ていいのよ、ありがとうね、がんばったね、偉かったよ」

 

と涙ながらに優しく母が撫で続け、

 

午前4時頃には段々と呼吸が静かになり泣くことはなくなり昏睡状態に。

 

呼吸はしておりましたが、おそらく意識は無かったと思います。

 

静かになった小さな弟を皆で囲み、呼吸の様子を看ながら

 

家族がそれぞれお礼を伝えたり、今までのことを話しているうちに

 

真っ暗だった外から太陽が昇り始め、

 

午前6時には窓から外が見渡せるようになりました。

 

「もう朝か、あっという間だ。太陽浴びさせてあげるか」と窓を開けると

 

窓から吹いてくる風で毛がかすかに揺れていました。

 

(人間の方の)弟はこの日、どうしても出社しなければならないことがあり、出社準備を始め、

 

私たちは「いつ病院に伝えるか、全て終わってからが良いよね?」等と話しておりました。

 

弟も出社準備をしつつも、気が気ではなくあと少し待てば最後まで看取れるのではと考え始めたその時、

 

午前7時10分、微かに動いていた呼吸がぴたっと止まり、

 

母が握っていた足からもすべての力が抜け、

 

小さなかわいい子は私達家族の元から旅立っていきました。

 

弟がいつも7時15分頃家を出ているのを見ていたあの子なりの気遣いだったのか、

 

家族全員が揃っているなかで眠るように虹の橋を渡っていきました。

 

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小さいころからとても怖がりで、

 

 

おしゃべりでしょっちゅう吠えていて

 

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でもすごく運動が好きで、

 

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上のお兄ちゃん犬のことが怖いけど大好きな

 

 

 

そんな甘えん坊の弟が

 

 

空へと旅立っていきました。

 

 

13歳と10か月。

 

本当によくがんばったね。

 

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そして、いつも帰宅すれば2人そろって階段からお迎えしてくれた

 

 

 

 

君たちがいない人間だけの家になって寂しいけれど

 

 

自由になった体で思いっきり走り回るんだよ。

 

 

 

2人とも、素敵な時間をくれてありがとうね。

 

大好きだよ。

 

 

 

 

 

ヒヨコおまけヒヨコ

呼吸が止まり旅立つ瞬間を携帯を通して見ていたわたくし。

わんこの体がぴたっと止まり、「ああ逝ってしまったな」と涙を流したその時、

「ガラガラガラ・・・・」とガレージが開く音が。

数秒のズレもなく、旅立ちと同時に夫が帰宅驚き

・・・もしかして、夫の車に乗って私に会いに来てくれたのかな?と

思ってしまいました。

本当にそうだったらいいなぁ。

 

また会いましょうね。

 

 

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