地獄のような勉強習慣におわれ、身も心も朽ち果てそうになっていました。


いや、文字通り身も心も朽ち果ててカラカラになっていた。


ジョー・・・、俺もあんたの後を追うぜ。


とか言って机に突っ伏してたら教科書で頭を殴られた。


「早くやろーねー、秋君?」


王子もとい悪魔もとい大魔王を睨む勇気も出ず、


情けなく僕は頭を抱えた。


「も、無理じゃ・・・」


小さく呟いたつもりが大魔王の耳はごまかしきれなかったらしく


もう一回殴られた。


「弱音厳禁ー」


も、この王子様。この部屋じゃ、仮面を脱ぎ捨てる事にしたらしいです。


煙草だって堂々と吸うし・・・。口調だってまったく違うし・・・。


王子じゃなくてもうやくざだっ。


そんな日常と先生に耐えられず一回逃亡を試みた僕は、


部屋から出ることすら許されず、即効捕まり特別スペシャルメニューを終えるまで椅子に縄で縛り付けられたことがある。終わるまでご飯もなしだ。


体罰だと訴えた所、氷点下零度のまなざしで睨まれ


それ以来逆らわない事にした僕なのでした。


いつか絶対訴えてやると心に秘めて・・・。


「ほら、さっさとやる。夜は短いんだから。」


それでも嫌なものは嫌です


そこで勉強から逃げる為に先生と話をしよう!作戦実行っ


「せっ、先生はっ」


「?」


「ねーちゃんと一緒にいなくていいんですかっ?」


怪訝そうな顔をされた。


「・・・なんで?」


「なんでっ・・・、え、だって新婚なのに。」


「うん、それで?」


「それでー・・・っ、夜とか・・・っどーしてんのかなぁ・・・て」


「・・・」


「・・・」


「馬鹿じゃねーの」


鼻で笑われましたっ・・・。


顔が真っ赤になっちゃったじゃないかっ!


「おーじ様は夜の営みなんてしないものだよ。」


「・・・ッッ!!!」


にこって、笑われて馬鹿なお口は閉じて早く終わらせましょうねーと


がんっと頭を机に押さえつけられてしまった。


ちょっと、ほんまかなぁと思って想像してしまいすぐに後悔した。


夜は今日も長い。