この記事は、不登校のお子さんと向き合う中で「子育てを間違ったかもしれない」と思われているお母さんたちに向けた内容です。

 

お子さんとの関わりの中で立ち止まったり、悩んだり、後悔することがあると思います。

そんな方々にカウンセラーからのメッセージをお送りします。

 

こんな方におすすめです!

・これまでの子育てを後悔している方

・自分のせいで不登校になったと思われる方

・道筋が見えなくて不安な思いを持っている方

この記事を読んだ後に「また今日からやってみよう」と

思っていただけたら嬉しいです!

この記事を書いた人
▫️不登校・ひきこもり専門公認心理師なかがわひろか
▫️学校・PTA・自治体での不登校・ひきこもり講演多数
▫️これまで280組以上の親子のサポートを行う

 

 

▶︎これまでの子育てを間違ったのではないかと思っている方へ

 

 

お子さんが不登校やひきこもり状態になると「育て方を間違った」と過去のご自身の行いを後悔する親御さんは多いです。

 

あのときもっとできることがあった、寄り添えていたら、力になれていたら。

 

ダメなお母さん、お父さんでごめんね。

 

そんな風に感じたこともあるかもしれません。

 

▶︎その子育て、きっと間違いじゃない

 

まず大事な結論です。みなさんの子育て、私は間違っているとは思いません。

 

どの親御さんも、ご自身のお子さんを不登校やひきこもりに「しよう」と思って育てては来られなかったはずです。

 

少しでもより良い人生を送ってほしい。幸せに生きてほしい。

 

そのために勉強を厳しく教えたこともあったかと思います。遊びたいけれど習い事や塾の課題をつきっきりで支えてきたこともあったのではないでしょうか。

 

しかしそれはお子さんを思うがゆえです。

 

将来お子さんが困らないように、必要な学力を身につけ、人生の選択肢を増やせるようにするためにまたご自身が経験した苦労をできるだけさせないように、その思いでサポートしてこられたと思います。

 

ときに声を荒らげることもあったかと思います。手が出てしまうこともあったかもしれません。

 

売り言葉に買い言葉で言いたくないことを、思わず言ってしまったこともあると思います。

 

ただその背景にはお子さんのために必死になってもがいてきた子育てがあったのではないでしょうか。

 

▶︎子育てに正解があるなら教えてほしい

 

そもそも子育てに正解があるのであれば私が教えてほしいくらいです。そんなものはないから巷には子育て本が溢れます。

 

一度ネットをひらけばいろんな人がいろんな意見を言っています。

 

「自己肯定感を育てよう」「子どもの自主性に任せよう」「褒めて育てよう」

 

確かにそれぞれは大切だとは思います。しかしそんな単純なものでもないのもまた子育てです。

 

これをやったら一生安泰、の方法は「ありません」。私は子育てて一番大事だと思うのは「一緒にもがいていくこと」です。

 

▶︎もがくことの大切さ

 

 

このやり方でいいのだろうか、子どもの話の聴き方はこれでいいのだろうか、この状況での対応は正しいのだろうか。

 

子育てをしていると毎日が疑問の嵐です。

 

しかし私はこのように疑問を感じながら「これでいいのかわからないけれど、まずはこれをやってみよう」と思えることが大切な行為だと思っています。

 

本を読むのもセミナーを受けるのも大事ですがそこで話されているのはあくまで一般論です。

 

みなさんのお子さんに対して効果的かどうかはやってみない限りわかりません。

 

高名な先生が書いた本の中にもみなさんのお子さんのことは書かれていないのです。

 

「これが正しいかわからないけれど、今はやってみよう」、この連続が子育てなのだと思います。

 

うまく行ったら続けて、うまくいかなかったら違う方法を考える。時間を置いたらうまくいくこともあります。

 

このように親御さんももがきながら、お子さんのことをよく見て接することが、一番大切な子育てだと思います。

 

▶︎もがいているなら間違いじゃない

 

だから私は思います。必死にもがいて、疑問を感じて手探りの中で子どもたちと関わっていることは決して「間違いじゃない」と。

 

一番心配なのは「私はこれで子育てをしている。これが正しい」と思っていることです。

 

これが一番怖いことです。

 

誰も成功したことのない子育てにどうして正しいと言えるのか。

 

ともすればお子さんの意思を無視して、親の思いだけで突っ走ってしまっているかもしれません。そしてこういった思いが虐待にもつながると感じます。

 

みなさんが子育てに悩んだり「間違えていたかもしれない」と思えているのならばそれは必死にもがいてきた証しです。

 

もがく子育てが私は一番大事なことだと思っています。

 

私も日々もがいています。

 

今の向き合い方は良かったのかな、この対応で良かったのかな、厳しすぎたかな、甘やかしすぎたかな。

 

そんなことを振り返ってばかりの日々です。

 

ただこれが大事なのだと思っています。

 

▶︎迷えていることが大事

 

迷えているなら、みなさんの子育ては間違っていません。迷いながら「今はこれをやってみよう」と思うことの連続。それが子育てなのだと思います。

 

今のお子さんを見て、みなさんが感じた思いはきっと正しい直感です。

 

今できることをやりましょう。これからももがいていきましょう。私も一緒にもがきます。

 

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■-Profile-■
初めまして、なかがわひろかです。
 
私は中学2年生の頃に不登校を、そして新卒で入社した会社でパニック障害を患ったこと経験があります。
 
この頃の経験をきっかけとし「心の問題で悩む人たちの助けになりたい」と思い心理相談室OFFICE NAKAGAWAを2011年に立ち上げました。これまで280組以上の親子をサポートしてきました。
 
学校に行けなかった頃「どうして自分は行けないんだろう」と思いました。パニック障害を療養中は「自分はもう社会から爪弾きにされたんじゃないか」と思いました。
 
お子さんが不登校やひきこもり状態になったとき親御さんは絶望の淵に立たされます。何をどうしていいのかがわからず、毎日を手探りの中でもがかれます。
 
私が得意としている分野は次の3つです。

1. 不登校やひきこもりのメンタルケア

2. 心理療法を応用した学習サポート

3. 親子の関わり方

今がきっと一番辛い時期だと思います。でもきっと今の状態から脱け出すことができます。どうやったらいいのかという「具体的な方法」について一緒に考えていきましょう。