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兵庫県にある不登校・ひきこもり専門のカウンセラー+家庭教師なかがわひろかです。
ひきこもり対応で大事なこと
ひきこもりの対応で
一つだけ大事なことを挙げるとしたら何か?と聞かれたら
私はこう答えます。
「閉じないこと」
不登校の認知度はもう一般化していると思います。
決して珍しいことではない。
1クラスに1~2人は当たり前にいる時代です。
大人よりも子どもたちのほうが「当たり前のこと」として
受け入れている風潮があります。
ただひきこもりの場合は、
そうではありません。
お子さんがひきこもったとき
多くのご家族が取る対応は
「外に知られないようにする」です。
「子どもどうしているの?」と聞かれても
なんとなくはぐらかす。
そうしているうちに
「親も周りと関わらなくなる」ことが起こります。
そうやって次第に「家族そのもの」が
孤立するようになります。
ひきこもり状態のお子さんがいるご家庭が
社会から孤立していくことで
「8050問題」は進行しやすくなります。
8050問題の場合、親御さんも仕事を引退されているケースが多いため
社会との関わりが急速に減少します。
家族が孤立することで、誰も手を差し伸べることができない状態が
長年にわたって進みます。
そのため8050問題が、やがて9060問題に進んでしまいます。
そのため家族が社会に対して「閉じない」ことが重要と考えています。
「誰か」とつながる
専門家でなくとも
お友達や、近所の方でもいいのです。
なんだったらネットで知り合った人でも構いません。
そういった方との付き合いを
まず「家族」が持つことです。
そしてできたら相談することです。
相談することで、「こんな相談機関があるよ」と
親身になってくれる方も出てきます。
ただ「閉じて」しまうと
誰も何もできなくなってしまい、また年月が経つことになります。
もちろん「閉じる」ようになるまで
親御さんは様々な努力を積み重ねてこられたと思います。
どこにも相談しないなんてこともなく
行政やNPO団体に助けを求められています。
しかしこういった機関は
「本人が会わないなら会えない」方針が多いのです。
そのため話が途中で終わってしまいます。
やがて「相談しても意味がない」となり
次第に「閉じて」いきます。
ヘルプを出してくれているのに
それを受ける側が中途半端な対応に留まっている。
日本のひきこもりが減少に向かわないのは
こういった背景が存在しています。
私はこういった状況を打破したいと思っています。
親御さんの許可さえ頂ければ
どこにでも飛んでいきます。
ご本人が会いたくないのは当然のことなので
その気持ちを理解した上で、関わりを増やしていきます。
「本人が会いたいと言わないと会えない」では
ひきこもりからの脱却は難しくなります。
(だからといって「引き出し屋」のように無理やり外に連れ出すことも決してしません。対話を重ねていくことからです。)
ご家族が閉じてしまうのにも理由があります。
私の元にお越しいただく方は
「閉じかけた」方々です。
どこに相談に行っても解決しなかった。
藁をもつかむ思いでお越しいただけます。
その方達にこれまで受けた「名ばかり支援」のような真似はできないのです。
きっとまだできることは残されています。
無闇な希望ではなく、
現実的な方法を一緒に考えていきましょう。
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日程:2023年10月22日(日)
時間:13:00〜19:00
場所:ヒルトンホテル大阪1階ロビー近くのカフェ「ベンジャミーナ」
(大阪府大阪市北区梅田1丁目8-8 )
ご予約締切:2023年10月20日(金)23:59
料金:80分 23,000円(税込)+ご自身のご飲食代
(出張カウンセリングは交通費などの経費がかかるため料金が通常より高く設定されております。ご了承のほどお願いいたします)
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