カウンセリングにおいて私が大事にしている考え方があります。
「うまくいっていることは続ける。
うまくいかなければ何か変える。
変えてうまくいけばその方法を続ける。
うまくいかなければまた他の方法を考える。」
短期療法と呼ばれる心理療法の中で
言われているものです。
私がこの考え方に共感したのは
この考え方であれば「前向き」になれるからです。
一つの方法がうまく行かなかったときに、
「もう何をやってもダメだ」と
思ってしまうことがあると思います。
けれど、その方法はたくさんの選択肢の中の
一つに過ぎません。
一つがうまくいかなかっただけであり、
他の方法がはまらないとは言えないのです。
この考え方は
「もうだめだ」と思ったときに
「いやまだ方法はある」と感じさせてくれます。
方法を変えると言っても
大袈裟なものではありません。
例えば朝「おはよう」と声をかけていたのを
「おはよう、今日は◯◯の日らしいよ」と
ちょっと一言付け足すのも変化です。
ほんの少し小さな変化を盛り込むのでいいのです。
そして、もしお子さんが
「□□の日でもある」と返してきたら
これは「はまった」ことになります。
うまくはまったら、続けて、
そうでなければまた何かを少し変えていきます。
大きく変化させること
(例えば、お子さんを家から追い出す、お金を渡さない」
は、やる側にも負担が強いられます。
けれど小さな変化だったら
それほど負担なく進められます。
かくいう私も、うまくいっているときは
やり方を変えず、
うまくいかないときは些細な変化を生活の中に盛り込んでいます。
それは本当に些細なもので、
朝食にパンを食べていたものをお粥に変える
というくらいのものです。
そんなことでいいのです。
これならゴールはありません。
やり尽くすということもありません。
次から次へとアイデアも生まれてきます。
これが大事なのです。
「もう何をやってもダメだ」という思いにならなくなるのです。
そうではなく
「まだやれることがある」と思えます。
大きな変化は必要ありません。
うまくいっていないなと思うことがあったら、
小さなものから何かちょっとだけ変えてみましょう。
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