お子さんが不登校やひきこもり状態にあるときに、
「同級生とお子さんを比べる」ご家庭も
あるかもしれません。
・◯◯君は野球で有名な高校から声がかかった
・◯◯ちゃんは、この間の塾の模試で一番だった
・クラスメイトは受験で頑張っているのに、どうしてできないの?
この仕事を始めた頃に、
ある中学を卒業したばかりの方に関わらせていただいたことがあります。
面談中に中学時代の先生が訪ねて来られました。
離席しようとしましたが「ぜひ一緒に」とのことだったので
同席させていただきました。
ほんの10分ほどの対面だったのですが、
その間に先生がおっしゃったのは
「○○君は頑張ってる」「○◯ちゃんも進学校に行った」
という話でした。
おそらく私が険しい顔をしていたのでしょう。
取り繕うように「でもあなたも頑張ってるもんね」とおっしゃって
帰られました。
私はあいさつをした程度のことでしたが
正直「何をしに来られたんだろう?」と感じました。
学校に行けていない子の家にきて
他の子が頑張っているという話をする。
された方はどう思うでしょうか。
せっかく来られたのだから
その子と近況について話せばいいのにと感じました。
他の子の情報がもしその子が求めるのなら別ですが
そうでないなら「目の前のその子とコミュニケーション」してほしかったな
と思います。
これはまだ元担任という今後はきっと会うことはないだろう
という方だったからまだ良かったのですが
もしこういった会話が家庭の中で行われていると
お子さんはとても窮屈な思いをします。
お子さんとしては
「自分も◯◯君のように、親が自慢できるような子になりたかった」という思いがあります。
それをさせられていない、と負い目を感じています。
そこで他の子と比べられても
それで奮起しよう、とはなりません。
より自分が置かれた状況と、同級生との「差」を感じ
閉じこもるようになります。
大事なことは、
他と比べることではありません。
目の前の「その子」を見ることです。
他の子のことは正直どうでもいいのです。
大事なことは目の前の我が子です。
目の前のお子さんを見て、
お子さんが抱えている思いを
受け入れることからお子さんの立ち上がりは
始まっていきます。
お子さん「だけ」を見るようにすることで
やがてお子さんから「◯◯君はどうしているだろう?」と
発言するようになります。
このときが同級生のことを考えられるようになった
心の余裕が生まれた瞬間です。
聞かれた端的に答えます。
ここぞとばかりに褒め称える必要もありません。
淡々と「どこどこに野球で行ったらしいよ」でいいのです。
お子さんから「試合の応援に行きたいな」という言葉あれば
そのときに行動すればいいのです。
お子さんは親の期待に応えたいという思いを持っています。
しかし一時的にそれができない状態です。
他の人のことはどうでもいいのです。
目の前のお子さんのことを第一に考えていきましょう。
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