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お子さんが不登校になったばかりの初期の頃は、
体力的にも精神的にも疲弊しきっている状態です。
そのためこの時期は、「寝たいだけ寝る」
というくらいの自由度が必要になります。
これはうつ病の治療と同じです。
うつ病の場合も、まず仕事を休んで
「しっかりと心身を休める」ことが第一に行うことです。
昼夜逆転することもあると思いますが、
まずは心身の健康を取り戻すことが大前提となります。
目安として、食欲が出てきたり、
趣味を楽しめたり、会話をしていても楽しく話ができているようであれば
元気になってきた証拠になります。
お子さんが元気を取り戻してきたら、
この辺りで一度話し合いの機会を設けます。
何について話すかというと
「生活リズム」についてです。
昼夜逆転していたり、
起きる時間が日によって異なったりする
という状態が続くと、また体調を悪くする可能性があります。
健全な体調を維持するのに最適な方法は
「規則正しい生活」になります。
そこで話し合って「朝に起きて夜に寝る」生活を
実現できるようにします。
とはいえ、いきなり
「朝6時に起きて、夜は22時には寝よう」
はなかなかできるものではありません。
まずは「午前中に起きる」ことからスタートです。
午前中なので、11時59分までが午前中です。
この時間までに起きるようにすることから始めます。
そこから、1週間に一時間ほど(30分でも構いません)早めていきます。
11時に起きる、10時に起きる、9時に起きる、
くらいまでができれば、朝6時、7時に起きるのも
それほど苦ではなくなります。
9時頃に起きるを目安に一〜二ヶ月ほどかけて取り組みます。
あまり早く起きても、
みんなが学校に行っている時間に起きるのも辛いものです。
やることがなければついつい二度寝してしまうものです。
そのため9時頃起床でいいのです。
この時間に起きることに慣れていれば、
「明日は7時に起きて学校にいく!」と突然決めたとしても、
実行しやすくなります。
睡眠を午前中に起きられるようにしたら、
家事などの「やること」を増やしていきます。
洗濯物を干したり、お風呂を洗ったり、
食器を洗ったり、食事を作ったり、掃除機を当てたり。
家事に終わりはありません。
家事に休みもありません。
そのため必ず毎日何かやることがあります。
これを予定に組み込んでいけば、
やることがあるので、朝が活動的になります。
ただし注意が必要です。
また後で述べますが、
「朝やることがないなら『勉強をしたらいい』」となりがちです。
親御さんがそのようにいう場合が多いです。
勉強は、相当に気持ちに余裕ができた状態でないと
なかなか取り組めないものです。
無理にさせられても何から手をつけていいかわかりませんし、
勉強が遅れていることに焦るばかりです。
勉強は生活リズムが整い、気持ちが「やろう」と向かってからです。
ここは注意しておきましょう。
勉強よりも「家事」です。
この点を重視するようにしましょう。