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お子さんが学校に行きづらくなったとき、
親御さんとしては、お子さんにその理由を聞こうとします。
話し合いをするのですが、お子さんもなかなか自分の気持ちを
素直に話してくれません。
親御さんは「本当のところ何を考えているのか分からない」と
感じられます。
ここで一つ小休止です。
「何を考えているか分からない」ことは果たしてそれほど大きな問題でしょうか。
カウンセラーをやっている身からすると、
人が何を考えているかなど、そう簡単にわかるものではありません。
じっくり聴いて行くうちに「なんとなくこうかな?」というものが見えてくるものです。
カウンセラーが人の気持ちがわかる人、と勘違いされている人も多いです。人の気持ちがわかるのではなく、人一倍わかろうとしているだけです。
自分の子どもだからと言って、
何を考えているかがわかるわけではありません。
まず「何を考えているかがわかる」という思い込みを外すことからです。
「わからなくて当たり前」という前提を理解してからが大事なのです。
「わからない」ことを理解することができれば
「わかろうとする」ことができます。
わかろうとするためには、安心して話をしてもらえることが必要であることが
自ずとわかるようになります。
では安心して話してもらうためにはどうしたらいいか?と考えることができます。
怒ったように聞くのではなく、じっくりお子さんのペースに合わせて
無理をさせず尋問にならず、疲れたら休んで、
のんびりと聴く姿勢が取れれば、
安心してもらいやすくなるでしょう。
傾聴のテクニックでもある頷きや、あいづち、共感もあるとさらに安心できます。
「わからなくて当たり前」という前提に立つからこそ、これらの必要性が認識でき、これらを行うことが重要であることに気づけるのです。
カウンセラーを10年やって断言できます。
親子であろうと、家族であろうと、相手の気持ちなどそう簡単にわかるものではありません。
わからないからこそ、
わかろうとする努力が必要なのです。
「子どもが何を考えているかわからない」
それが当たり前なのです。
わからないのが当然であることを受け入れてから、ではどうやったら理解することができるかについて考えるようにしましょう。
必死になって自分のことを理解しようとしてくれる人には、安心して想いを話せるようになります。