不登校やひきこもりに限らず、
お子さんと対話する際、
「自分のことを、自分の言葉で話す」ことは
大切なことです。
一般論と言われるものがあります。
「世間一般の、多くの人が共通してい持っていると考えられているもの」のことです。
例えば、
・学校にはいかないといけない
・高校には最低でもいかないといけない
・仕事をして働かなければならない
などが挙げられます。
お子さんと話す際に
「学校に行くのは当たり前だ。それが世間の常識だ。」という話し方をしたら、おそらくお子さんは親と口をきこうとしなくなるでしょう。
それはどうしてか?
口うるさいというのもありますが、
「親自身の言葉で話していないから」です。
学校に行くことや、仕事をすることは
親に言われなくても散々周りから言われて続けていることです。
それをわざわざ親にまで言って欲しくないのです。
そもそも一般論と呼ばれているものに
根拠はありません。
「学校に行かなければならない」に対して「なぜ?」と聞かれて的確に答えられる人がどれだけいるでしょうか。
「そんなの当たり前だからだ」で押し通すのではないでしょうか。
これでは説明になっていません。
「赤色は赤色だから赤色なのだ」と言っているのと同じです。
そうではなく、「親はどう考えているのか」が子どもたちは知りたいのです。
世間一般論ではなく、親は個人としてどう考えているのか、です。
そのために、まず親御さんが、世間の一般論を疑い、分析することが必要です。
どうして学校に行かなければならないのか。
どうして高校に行かなければならないのか。
どうして働かないといけないのか。
考えていくと、明確に答えることが
難しいことに気づかれるでしょう。
学校に行かなくても、勉強はできます。
今やSNSを通して学校よりも気の合う仲間を見つけることもできます。
好きなことに没頭して、プロ並みになるということもあり得ます。
高校に行かなくても、職人になる人だっています。
自分が生きていく上での蓄えができるならば、
正規で働かずともアルバイトという道もあります。
「なぜそうしないといけないか」をまず親御さんがしっかりと深く深く考えることです。
その上で、自分はどう考えるのか。
自分の考えを持つことが必要なのです。
世間一般という見えない大きなものに圧倒されて
子どもたちは日々を生きています(大人も同じですね)。
しかし実際に向き合って話す親からは、
一般論など聞きたくないのです。
一人の人間として、「自分の考え」を知りたいのです。
「こうするのが当たり前だ」と逃げるのではなく、自分はどのように考えているのか。
そのことに向き合ってみましょう。
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