年末に近づくと、テレビで音楽番組が増えます。

なかなか最近の音楽(という言い方をするのがもうおじさんですが)

を追いかけられていないので、録画して空いているときに

テレビを見ながら学習です。

 

 

King GnuやLiSAは、私がファンなのでよくわかるのですが、

それ以外は初めて聴く曲がほとんどです。

 

 

私も音楽をやっていた端くれとして

気になるのは歌詞です。

 

 

よくよく見ていると、

「自分らしさ」というキーワードが多いと感じます。

 

 

ありのままで、自分らしく生きていく。

 

 

大事なことです。

 

 

ただこういった曲が多くなるということは

それだけ多くの人が「自分らしく」生きられていない、ということなのかと感じます。

 

 

確かに「自分らしく」というのは、

なかなか曖昧な言葉です。

 

 

そもそも「自分とは何か」がそう簡単にわかるものではありません。

数々の著名な哲学者や芸術家がその謎に挑み、

壁にぶつかっています。

自分が一番自分のことをよくわかりたいのに

わからない。

 

 

このような気持ちを持っている人が

多いのではないでしょうか。

 

 

今の時代は、「個性」を強く求められる反面、

新型コロナウイルスでさらに顕著になった「同調圧力」も

強く感じる世の中です。

つまり「みんなと同じにしなさい。そして個性も持ちなさい。」と

言われている状態です。

 

 

欧米では、自分の意見を持ちそれを発信することを重要視されるので、

ロックダウンを破る人もその権利を主張します。

個性を出すことが奨励されるので、そこに日本のような

大きな矛盾は発生しない状態です。

 

 

ただこの国は、以前から言われるように「空気を読むこと」が是とされます。

法的な措置を取られたわけではないにもかかわらず「自粛」というワードだけで

国民が一丸となって不要不急の外出をやめることができます。

それはそれですごいことなのですが、

その空気感と「自分らしく生きる」というのを

両立させるのは実はとても難しいことなのです。

そこに「自分らしさとはなんなのか」と混乱が生じるのはむしろ当然のことになります。

 

 

だからこそ、「自分らしくある」ことを歌う音楽が

多くあるのでしょう。

 

 

歌は時代を反映するものです。

その時代が抱えている矛盾や葛藤を映し出しているものだと感じます。

そして、抱えている鬱憤を代弁してくれるものでもあります。

若い人の歌だからと思わず

ちょっと意識して聴いてみてください。

 

 

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