「やる気さえ出たら、きっと頑張れるのに」
このように思われる親御さん、またお子さんご本人も多いでしょう。
「どうやったらやる気が出るのか」
「やる気スイッチはどこにあるのか」
「やる気を持続させる方法はあるのか」
ただ、これはそもそも前提が間違っています。
「やる気スイッチなど、ない」
「やる気」に依存することの弊害について
考えてみましょう。
「やる気が出たらやる」という気持ちでいる限り、行動に「波」ができます。
やる気があるときはやるけれど、ないときはやらない。
また出たらやるけれど、出ない限りやらない。
勉強にしろ、ダイエットにしろ、運動にしろ、
「やる気があるときにやる」では継続させることが難しくなります。
やる気に依存してしまうと、
「やったりやらなかったり」の繰り返しで、
いつまでも目標を達成することができなくなるのです。
達成できないだけならまだしも、
さらに悪い状況になることもあります。
(1キロ痩せても、2キロ分食べて、リバウンド、はよくある話です)
やる気に依存していると、結局のところ
達成したいことが叶わなくなります。
ではどうするのか。
やる気に頼るのではなく「習慣」に頼るのです。
つまりルーティンを作るのです。
朝起きてから、夜寝るまでのルーティンが誰しもにあります。
その中に勉強や運動などの時間を「強制的に」いれます。
そしてそれをまず続けるのです。
1ヶ月続けられたら、習慣になります。
やる気があろうとなかろうと、気分が乗ろうと乗らなかろうと、
ルーティンを行うようにします。
「今日はやろうかなどうしようかな」と考えるので脳に負担がかかります。
「決まったことだからやる」と迷わない状態にするのがルーティンなのです。
ここで注意は、最初からハードなルーティンは入れないことです。
勉強なら、最初は30分、運動も始めのうちはストレッチから
というようにです。
まずは続けられるようにすることが重要です。
続けていさえすれば、
「欲」が出てきます。
「どうせやるならもっと効果が出るようにしたい」と思うのは
人間の本能ではないでしょうか。
30分の勉強が1時間になり、2時間になります。
ストレッチがランニングになり、筋トレに変わります。
最初は導入しやすいところから入り、継続させられれば
あとはメニューは自然に高度になっていきます。
志望校に受かる人は、
30キロのダイエットに成功する人は、
「やる気」に頼っている人ではありません。
日々のルーティンに勉強や運動を組み込み、
それを続けていた人です。
そこに「やる気」は関係ありません。
「やる気さえあれば」という気持ちは
やる気に頼っているから出てくる言葉です。
やる気と行動は「関係ない」のです。
そう考えて、ルーティンを作るようにしましょう。
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