「あなたは勉強ができるから、すごいんだよ」
「クラスで一番走るのが早いから、人気者になれているんだよ」
これらの言葉をお子さんに伝えることで
お子さんの自己肯定感を高める
と思われそうです。
しかしながら、この発言には
大きな「落とし穴」があります。
それは
「理由が存在する肯定」であるということです。
勉強ができるから、スポーツができるから、
という「理由」があるから
「すごい」「人気者」であるという公式です。
ということはです。
もし勉強で成果を上げられないようになったら
「すごい」わけではなくなります。
自分よりも早く走れる人が現れたら
「人気者」ではなくなります。
このように理由がある肯定は
その理由がなくなったときに
ガラガラと崩れ落ちる自信につながるのです。
自己肯定感で大事なことは
「根拠なき肯定」です。
こうだからすごい、ということではなく
「あなたはあなただからそれでいい」
ということです。
ここに明確な理由など必要ありません。
「ただ自分は自分であるだけでいいんだ」
と思えることが本当の自己肯定感です。
お子さんをほめるのが苦手な方は
必ずこうおっしゃいます。
「うちの子はほめるところがないんです」
これはつまりほめるにも「理由が必要」と思われているからこそ
出てくる言葉です。
そうではないのです。
理由があってほめるのがほめるのではなく
「ただあなたが存在していること」をそのまま
肯定することが最も大切なことなのです。
そう考えると
今日もお子さんは一日を生きて過ごされています。
それだけでも十分にほめるだけのことをされているのです。
明確な理由など必要ありません。
根拠などなくて構わないのです。
ただ「自分が自分として存在していいと感じること」
そのためにお子さんに最も影響力を持っている
親御さんが「そのままのお子さんを受け止めること」。
これがお子さんの自己肯定感を高め
ひいてはお子さんの「自信」を育てることになるのです。
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