不登校や引きこもりの
「あるがままを受け入れましょう」と
言われることがあります。
正直これはとても難しいことです。
一日中部屋で寝ていたり
ゲームや動画漬けだったりするお子さんを見て
「このままを受け入れよう」とは
親御さんとしてなかなか思えないものです。
親御さんの頭の中によぎるのは
「このままこの子の人生はどうなるんだろう」
「同年代は学校で楽しく生活しているのに、どうしてこの子はできないんだろう」
という思いではないでしょうか。
「あるがままを受け入れる」というのは
相当の覚悟がないとできることではありません。
私は「受け入れる」ことはもちろん大切だと思うのですが、
もっと大切なことは
「率直な気持ちを言い合える関係」だと考えています。
親御さんが本当は腹のなかでは
「学校に行ってほしい」と思っているのに
「良いんだよ。学校なんて行かなくて。」
というのは「嘘」になります。
嘘はつき続けられるのであればいいのですが
どこかでぼろが出るものでもあるのです。
大事なことは「率直なコミュニケーション」です。
「お母さんとしては学校に行ってほしいと思う気持ちが
どうしても離れない。
だけど、今あなたが苦しい気持ちを持っていることは
もっと理解したいと思っているよ。」というようにです。
ご自身の嘘偽りない言葉を伝えることが
嘘のない関係=率直なコミュニケーションの関係となります。
私はこういった会話ができる親子関係の方が
良い関係を築かれていると感じています。
反対に隠し事が多い関係は
正直にお伝えすると「余計な時間」がかかっているように思えてなりません。
「もっと素直な気持ちを言い合えれば良い関係が築けるのに」と
感じることもあります。
もちろん言い方には配慮はある程度必要ですが
あまり細かく考えすぎると率直な気持ちは言えなくなります。
ガチガチに考える必要はありません。
率直な気持ちを伝え合える関係が
もっとも最良のコミュニケーションではないかと私は考えています。
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