日本には
「以心伝心」と呼ばれる言葉があります。
言わなくても
相手が何を考えているかがわかりあえる様を表した言葉です。
息が合う、阿吽の呼吸、
少し難しい言葉で言うとメタ認知と言われます。
直接的に言葉で表現されなくても
その背景を読み取ることができる状態です。
さて、
では実際にこの以心伝心状態というものは
ありえるでしょうか?
確かに同質の文化の中で生活していると
なんとなくの意味合いは通じるようになります。
「これはつまらないものですがどうぞ」と言われて
「つまらないものはいりません」とは言わないわけです。
「つまらない、という謙遜をしているけれど
心を込めて贈り物をしてくれている」のだから
「つまらないものですが」と言われているけれど
「ありがとう」と答えます。
特に日本人は
海外の方から見ると
言葉の背景を推測する力が高いわけです。
(厳密には高いというか、欧米特にアメリカのように
多人種が生活していない、ということが挙げられます)
ちなみに「以心伝心」は
海外では「テレパシー」と訳されることもあるそうです。
外国の方から見ると
まるで超能力のように思えるのですね。
しかしながら、
「言わなくてもわかる」ということは
実はあり得ません。
「なんとなく」はわかるかもしれませんが
「言わないとわからない」ことだって
この日本でも多々あります。
特に何かをされて嫌な思いをしたとき
大きく二つのパターンに分かれます。
「それはすごく嫌な思いがするからやめてください」
と言える方と
黙って、嫌な思いを持ちながら
耐えるという方です。
不登校や引きこもりを経験される方は
圧倒的と言っていいくらいに
後者の方が多いです。
学校で嫌な思いをしたけれど
なんとかその状態をやり過ごし
家に帰ってから伏せったり
泣いたりされます。
我慢して我慢して、我慢し続けて
パンク状態になる頃に
学校に行けないという状態になります。
そのときに初めて
ご本人がどのように感じていたかを
周りは知ることになります。
感受性も強く
主張も強く言えません。
溜め込んでしまうことになります。
こう言ったお子さんにとって
効果的なのは
「相手に伝える練習をすること」です。
自分が嫌な気持ちになったときに
その気持ちを相手に「うまく」伝えることができれば
今後嫌なことを言われることは減るでしょう。
また伝えられたことによって
「ちゃんと伝えればわかってくれるんだ」
ということが認識できるようになります。
そうなると溜め込み、我慢することが
減るようになります。
専門的には「アサーション」という言い方をします。
相手に自分の考えを適切に伝えるということです。
適切に、というのは
怒って感情的になって攻撃的に、ということではなく
冷静に落ち着いて相手に不快な思いをさせないように、
しかし言いたいことを的確に伝える、ということです。
以心伝心と言われているここ日本においても
やはり伝えなければわからないことは
あるのです。
うまく伝えられるようになれば
お子さん自身も
楽に生活できるようになるでしょう。
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