"子どもたちが発する「大丈夫」は「大丈夫じゃない」"

 

 

東京理科大学教職教育センターで教育学の教授の

中村豊先生の言葉です。

 

 

昨年度、丹波市の丹波市いじめ問題対策連絡協議会の委員を

務めていた際に、中村先生が

会長として議事を運営されていました。

二年ほどご一緒させていただき

最後の協議会で

先の発言をされました。

 

 

重い言葉です。

 

 

お子さんたちに

何かあったかな?と思って

「どう?」と尋ねても

子どもたちは大人を心配させまいと

「大丈夫」と言います。

 

 

「大丈夫」と言われると

大人も安心してしまって

そこで話が終わります。

 

 

しかし「大丈夫」という子どもほど

心の内には人に言いたくない、また、

言いたいけれど言えない

という思いを抱いているのです。

 

 

周りを心配させないように。

周りに気遣いさせないように。

周りに自分の本心を知られないように。

 

 

そのために自分をガードする言葉が

「大丈夫」です。

 

 

「大丈夫」と言われて

「ああ、大丈夫なんだな」と思うのは

間違いです。

 

 

子どもたちは

そう言えば大人が安心すると思っているから

言うのです。

 

 

"子どもたちが発する「大丈夫」は「大丈夫じゃない」"

 

 

その通りです。

 

 

私がカウンセリングをしていて

一番気がかりになるのは

この「大丈夫」をよく言う方です。

 

 

そもそも「大丈夫」なのであれば

カウンセリングに来たりしません。

大丈夫じゃないことがあるからこそ

ご相談に来られるわけです。

 

 

大丈夫と言われたら

質問を変えます。

大丈夫と答えが出て来ないような

質問をするようにしています。

 

 

具体的であったり

話をするのが苦手である方の場合は

はい、いいえで答えられるところからスタートします。

 

 

そうやって聴きながら

だんだんと胸の内をお話してくれるようになります。

 

 

もちろんですが

「大丈夫?」と尋ねるのは論外です。

このように言われたら

「大丈夫だよ」と答えるしかありません。

 

 

しかしこの聴き方をされる方は多いのではないでしょうか。

 

 

「なんだか元気なさそうだけど、大丈夫?」

 

 

せっかく元気がないことに気づいているのに

「大丈夫?」と聞いてしまうと

相手は「大丈夫です」としか

言えません。

「大丈夫?」と尋ねるのは

聞き手に「結論」が出ているのと同じなのです。

元気なさそうに見えるけれど

大丈夫だよね?と言うニュアンスです。

 

 

そのように取られると

答える側は答えようもありません。

答えがすでに用意されているからです。

 

 

子どもたちの「大丈夫」には

「大丈夫じゃないないかがある」ということ。

 

 

このことを忘れないようにしたいですね。

 

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