物事が上手く進んでいると

それはそれで不安の要因になることがあります。

 

 

「これだけ上手くいっているのに

 もしダメになったらどうしよう」

という将来に対しての不安です。

 

 

多かれ少なかれあることではあります。

不安を少し感じるくらいであれば

「慢心しないようにしよう」

という気を持てます。

 

 

しかし、不安が高すぎてしまうと

それによって行動にも影響が出てきて

せっかく上手くいっていることも

自らよくない結果に

導いてしまうことが起こります。

 

 

悩みの8割は

「まだ起こっていないこと」にあると

言われます。

 

 

では将来に対する不安については

どのように対処すればいいでしょうか。

 

 

それは

未来のシナリオを用意しておく

ということです。

 

 

例えば

良くないことが起こる状況を

設定します。

 

 

どんなことが起こるかについて

考えられるだけ出してみるのです。

 

 

出し切ったら

それぞれについて

「もし起こったら、どんな対処をするか」について

記してみましょう。

 

 

つまり、

将来の障害を予測して

それに対しての対処法を

事前に考えておくのです。

 

 

このシナリオがあるかどうかは

大きく異なります。

 

 

用意していなければ

漠然とした不安が常につきまといます。

しかし、いざ事が起こったら

こう動く、という具体的な方針があれば

不安に具体性が生まれます。

具体的に何をどうすればいいかがわかれば

自然と不安は治っていくでしょう。

 

 

対処法のアイデアが浮かばない場合は

周りの人だったらどうするか、

という視点で考えてみましょう。

「あの人だったら、こういうときどうするのかな」

というようにです。

直接人に尋ねてみるのもいいでしょう。

 

 

「こうなったらこうすればいい」

というアイデアを持っておくことは

ビジネスの世界では「コンティンジェンシープラン(contingency plan)」と言われます。

contingencyとは「不測の、不慮の」という意味です。

もし最初のアイデアがダメだったら時の

代わりの計画、ということです。

 

 

このまま上手く進めば問題はありません。

しかしもし途中でつまづくことが起こったりしたときは

そのとき用の計画を持っておけば

「何が起こってもなんとかなる」

という思いに繋がります。

 

 

この思いが不安を軽減させることに

繋がっていきます。

 

 

不安を持つこと自体は

やめようと思っても簡単にやめられるものではありません。

自然と湧き上がってくる思いは

それとして受け入れ

「もし良くない事が起こったら」という前提で

考えられるシナリオを用意しておきましょう。

 

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