朝起きると、先日講演をさせて頂いた高校の教頭先生から、
お礼のメールが届いていました。
実際に生徒さんたちの聴き方が変わって来た印象を受けられたとのこと。
本当に嬉しいです。
実際の行動につなげられてこそ、初めて講演の意味があります。
講師冥利に尽きる、温かいメールを頂きました。


その講師に関連付けてのお話を
今日はさせて頂きます。


中高生の方とお話をするとき、
特に気をつけていることがあります。


それは「とにかく分かりやすく伝える」ということです。


専門的な難しい話を、
専門用語を使いながら話すのは実は難しくありません。


しかしこれは、相手も自分と同じくらいの知識を持っているときに
初めて有効です。


たとえば学会と呼ばれる場所では、
参加している方が同じ様な分野の専門知識を持ち合わせているので、
専門用語のオンパレードになります。
ただ、こういった場所はこれでいいのです。



しかしながら、自分が持つ知識を知らない方と接するとき、
これと同じようにしていてはいけません。


たとえば私は認知行動療法を一つの方法として用いますが、
これを「外部からの環境要因と、内部の要因の相互作用で私たちの自動思考というものが生まれます。その自動思考は幼少の頃からのスキーマの蓄積によって導かれていると考えられます」
と言っても、おそらく意味が分からないでしょう。


これは非常に不親切な説明となります。


そうではなく

「嫌なことがあったとき、どんな思いが湧くでしょうか?
その出来事に対する感じ方によって感情とか身体にも影響が出ると考えられます。
たとえば、親に怒られたとき、「自分はだめな人間だ」と思ったら、
気分が落ち込んでいきますよね。
反対に「親も仕事で何か嫌なことがあったんだろう」と思ったら、
そこまで落ち込まないかもしれません。
こんな風に、自分の考えと、感情はつながっています。
また、人によって考え方が異なるのは、
小さい頃からの生活の違いなどが一つの原因と考えられるんです。」

と言うと、分かりやすくなるのではないでしょうか。


自分が知っている知識を相手が持っていないということを
よく理解した上で、理解頂けるように話すことが必要です。


そして難しい話を分かりやすく話せるというのは、
本当にそのことを理解できているという証でもあります。


イメージができており、具体的な例などを交えながら伝えられるのは、
本質を理解していないとできません。


もし話をしていて、相手がちゃんと話を聴いてくれているのに、
相手が理解できていないようならば、
それは伝える側に問題があります。


相手に伝えるときは、
できるだけ分かりやすく話せるように、
そのためにしっかりと物事の本質を理解するように
日々努める必要があるのです。


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