質問:



息子は不登校を経験し、現在は高校に通っています。
しんどいと言いながらも、なんとか踏ん張っています。

私から見ても、勉強も必死で追いつき、
成績も悪くありません。
時折学校を休むものの、単位に影響はありません。

しかしながら、息子は、
自分のことを過小評価する傾向が強く、
「自分は何をやってもダメだ。」と繰り返すことが多いです。
少しでも自信をつけてやりたいと思うのですが・・・
(40代 女性)




お返事:


親御さんから見て、お子さんはよく頑張っているのに、
御本人はそうは思っていない、という状態のようですね。



まず今ご相談者様がされているように、
「できているところを認める」ということは、
大切なことです。



人と比べてばかりで、
お子さんが頑張っているところを見ることが出来ない方もいらっしゃいます。
ご相談者様のような方だからこそ、
お子さんも不登校から高校に通えるようになったのだと思います。
お子さんの頑張っているところを見つけ出すことができるということは
大切な視点です。
今後とも大事にして頂けたらと思います。



● 今の性格を違う側面から見てみる



「自分に自信が持てない」という方は、
不登校や引きこもりを経験される方、
また発達障害の方の中で多いと言えます。



大事なのは、こういった性格特性を
「無理に変えよう」としないことです。



長所と短所は表裏一体です。



たとえばお子さんの場合、
自分に自信が無いから、頑張ろう。」と
思う動機付けにもなるのです。




またある方は、自分の出来ていないところばかりに目が向く方でした。
しかしながら、だからこそ、
「できないときはこういう風にしよう。」と
自然と対策を考えるようになっていきました。



性格というのは長所も短所も見方を変えると、
長所は短所に、短所は長所にもなり得ます。



今のお子さんの性格を、違う側面からも見てみるようにしましょう。



● 過度な場合は対応も必要




ただ、過度にお子さんが、
自信を失い過ぎると、それをプラスに転じる、
という力も無くなっていきます。



「自信が無いから、頑張ろう。」ならいいですが、
「自信が無いから、できない。」が続くと、
物事にチャレンジする力も減っていきます。



お子さんが自信を持てるようにするには、
大きく2つの方法があります。

① 周りが認める



これは既にご相談者様がやられていることです。



お子さんが頑張っているところを、
お子さんを「軸」として周りも認めて行くということです。



たとえば、「一年前ならできていなかったことが、
今できているじゃない。」というようにです。



自信が無い方というのは、周りの評価を気にしています。
率直に肯定的な言葉をかけるようにしましょう。



② 本人が認める


自信をつける上で最も大切なことが「自分自身で自分を認める」ということです。



このためにはまず今できていることを
列挙していきます。



紙に書くのがいいです。


もしかしたら、お子さんはなかなか書けないかもしれません。
そのときは一緒に取組みましょう。


とにかく思いついたものを、
人と比べずどんどん書いて行きます。



視覚化することで、
「意外に自分にもできていることがある」と感じることができるようになります。



もちろんこれだけですぐに自信が持てるようになるわけではないですが、
「出来ていることだってある。」と認識することが大切です。




さらにここから、
物事の捉え方に違う見方は無いのか?という視点を検討していきます。
(詳しくは認知行動療法をご参考ください)



性格を変える、というよりは、
「こんな捉え方もあるんだ。」ということを
知ることが大切です。



性格というのは変わる部分もあります。
ただ、見方によっては、それは大切な個性でもあります。


みんながみんなポジティブに生きる、という性格になる必要もありません。



ただ、「こんな考え方もある。」と言う柔軟性を持つことで、
考え方の幅も広がって行きます。



性格は変えるのではなく、
違う側面から見る、という視点を持ってみましょう。


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