質問:
不登校の定義とは具体的にはどのような状態のことを言うのでしょうか?
お返事:
「不登校」という言葉は、
おそらく聞いたことのない、という方はいらっしゃらないでしょう。
「登校せず(不)」という意味です。
学校に行っていない状態のことを指します。
文部科学省の定義によれば、
「不登校児童生徒とは何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、
登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために、年間30日以上欠席した者のうち、
病気や経済的な理由による者を除いたもの」とされています。
定義は統計を社会的傾向を知るための統計を取得するために
とても重要な物です。
定義が無いと数を算出することもできず、
おおまかな傾向を捉えることもできなくなってきます。
そうなると対応策を考えることもできません。
しかしながら、定義だけに縛られると、見落としてしまうケースがでてきます。
ただたとえばこんな状態の方なら皆さんはどのように捉えるでしょうか。
~~~~~~~~~~~~事例~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A君は毎日朝起きるのが困難です。
だから元気が出て来るまで時間がかかります。
お昼頃にやっと起き出して、そこから学校に行きます。
教室に入るのを嫌がるので、先生は別室を用意して、
授業の空いている先生がそこでA君と話しをしたり、
勉強をしたりします。
学校が終わるとA君は家に帰ります。
月に2日ほど休むこともありますが、
ほぼ毎日このような生活が続いています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このような方の場合、定義上は「不登校」に当てはまりません。
「年間30日以上の欠席」では無いですし、事実「登校」はできています。
つまりA君は「不登校」生徒では無いということになります。
ただ、このような状態にある生徒を見て、
「不登校じゃないから特にケアは必要ない」と思われる方は
おそらくいらっしゃらないでしょう。
学校には通えているけれども、
毎日時間通りには通えず、また教室にも入れていない状況です。
この他にも、遅刻でなくほぼ毎日「早退」する方もいらっしゃいますし、
適応教室という学校外での場所に通う方もいます。
この場合も出席という扱いになるので、
定義からは外れていきます。
現在文部科学省(平成25年)によると、
小学生で24,175人、中学生で95,442人の不登校児童や生徒がいると言われます。
しかしながらこれはあくまで定義に当てはまるものであり、
先に述べた例のような方は数に入って来ないということになります。
定義だけで判断すると、不登校には当てはまらないけれど、
確実にケアが必要な方が「もれて」しまうことになります。
だからこそ、定義よりも「不登校」という状態は大きく捉えておく必要があります。
「当人、またそのご家族が現状において困難を感じている」
という状態としてとらえることが重要であると言えます。
私の元にご相談頂く方も、
定義には当てはまらないけれど
ケアが必要だ、という方が多く来られます。
定義プラスαの視点も不登校について考えるときには
必要になります。
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ご相談は下記をご参考ください(ホームページにリンクしています)
不登校や引きこもりのサポートコース
発達障害の方へ
家庭教師サポート
大阪への出張カウンセリング
その他お問い合わせは「こちら」よりお気軽にご連絡ください。
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不登校の定義とは具体的にはどのような状態のことを言うのでしょうか?
お返事:
「不登校」という言葉は、
おそらく聞いたことのない、という方はいらっしゃらないでしょう。
「登校せず(不)」という意味です。
学校に行っていない状態のことを指します。
文部科学省の定義によれば、
「不登校児童生徒とは何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、
登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために、年間30日以上欠席した者のうち、
病気や経済的な理由による者を除いたもの」とされています。
定義は統計を社会的傾向を知るための統計を取得するために
とても重要な物です。
定義が無いと数を算出することもできず、
おおまかな傾向を捉えることもできなくなってきます。
そうなると対応策を考えることもできません。
しかしながら、定義だけに縛られると、見落としてしまうケースがでてきます。
ただたとえばこんな状態の方なら皆さんはどのように捉えるでしょうか。
~~~~~~~~~~~~事例~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A君は毎日朝起きるのが困難です。
だから元気が出て来るまで時間がかかります。
お昼頃にやっと起き出して、そこから学校に行きます。
教室に入るのを嫌がるので、先生は別室を用意して、
授業の空いている先生がそこでA君と話しをしたり、
勉強をしたりします。
学校が終わるとA君は家に帰ります。
月に2日ほど休むこともありますが、
ほぼ毎日このような生活が続いています。
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このような方の場合、定義上は「不登校」に当てはまりません。
「年間30日以上の欠席」では無いですし、事実「登校」はできています。
つまりA君は「不登校」生徒では無いということになります。
ただ、このような状態にある生徒を見て、
「不登校じゃないから特にケアは必要ない」と思われる方は
おそらくいらっしゃらないでしょう。
学校には通えているけれども、
毎日時間通りには通えず、また教室にも入れていない状況です。
この他にも、遅刻でなくほぼ毎日「早退」する方もいらっしゃいますし、
適応教室という学校外での場所に通う方もいます。
この場合も出席という扱いになるので、
定義からは外れていきます。
現在文部科学省(平成25年)によると、
小学生で24,175人、中学生で95,442人の不登校児童や生徒がいると言われます。
しかしながらこれはあくまで定義に当てはまるものであり、
先に述べた例のような方は数に入って来ないということになります。
定義だけで判断すると、不登校には当てはまらないけれど、
確実にケアが必要な方が「もれて」しまうことになります。
だからこそ、定義よりも「不登校」という状態は大きく捉えておく必要があります。
「当人、またそのご家族が現状において困難を感じている」
という状態としてとらえることが重要であると言えます。
私の元にご相談頂く方も、
定義には当てはまらないけれど
ケアが必要だ、という方が多く来られます。
定義プラスαの視点も不登校について考えるときには
必要になります。
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ご相談は下記をご参考ください(ホームページにリンクしています)
不登校や引きこもりのサポートコース
発達障害の方へ
家庭教師サポート
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