よく「やりがいのある仕事をされていますね」ということを言われます。

日々不登校や引きこもり(に限らず)の子どもたち、またその親御さんのご相談を受けています。
相談をして頂き、初めは元気がなかった方々元気を取り戻し、立ち上がっていく姿は、
私自身感銘を受けます。

ただ私は「やりがい」と言われるといつも困ってしまいます。

「やりがい」の意味を調べると、
:そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。「―のある任務」(goo辞書より

とされています。

確かに私は事業に対して意味を感じています。
ただ、価値があるからやる、というよりは、いかに価値を感じて頂くかを考えています。

ある起業相談で「(私のような事業が)事業として成り立ちますか?」と言われたことがあります。
そのときの私の返事は「成り立つか成り立たないかではなく、『成り立たせるか、成り立たせられないか』です」と答えました。

事業は勝手に成り立つのではなく、どうやってその事業に価値を感じて頂き、
意味のあるものにしていくかを自分で進めていくことが大切なポイントになると考えています。

やりがいを求めてしまうと、自分の思い通りにならないときに、憤慨してしまうこともあるかもしれません。

人の心に触れ合わせて頂く仕事です。
思い通りにしようとすることはやはり間違いだと思っています。

ではなぜやっているのかというと、やはり辛くしんどい思いをしている方がいるからです。
やればやるほど、そういった方々の力になりたいと思います。
そして元気になられるとそれは確かに嬉しい思いも持ちます。
ただそれは私の功績ではなく、その方が頑張ったからです。
自分の功績にしてしまうなら、その時点で私はこの仕事を辞めた方がいいと思っています。

仕事の「やりがい」。

どうもこの言葉は仕事に対する意識を間違った方向に進めてしまう悪魔の言葉に思えるときさえあります。

若い方の多くが「やりがい」を求められます。
しかしそんなものはほんとうにあるのでしょうか。

あえて言うならやりがいはあとからついてくる物だと思います。
求める物ではないと思っています。

もちろんいろいろな考えがある中で皆さんお仕事されていると思います。
ときに一人歩きしそうになる言葉です。
それが心配なときもあります。

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