先日兵庫県篠山のNPO法人結さんが主催されている「しゃべり場」の井上一休さんにお会いして、
茶飲み話をしてきました。

一休さんは、ひきこもりの方のための居場所を作っておられ、
これまで何人ものこども達と接して来られています。
また篠山市内で、手作りの「遊園地」を作られ、今では土日は100人以上のこども達が遊びに来る場所となっているそうです。

時折お会いして、お話を聴きながらいつも問題点についてお話して頂きます。

その際のお話の中で「インターネット」というキーワードが出て来ました。

「インターネットは金槌と一緒。
 うまく使えば釘を打って、家を建てられる。
 でも人に向けて使えば、殺してしまう。」


「デジタルな世界ってのは、あくまでもリアルな関係があって初めて道具として使うべき物。
 デジタルしかなくなってしまうとバランスが壊れる。」


非常に示唆的な言葉だったと思います。

私は不登校やひきこもりの方がインターネットを活用することに、むしろ積極派です。
情報が入って来るし、面と向かってはなかなか話せないことが、ネットだとできたりします。

ただ、確かにそれだけが世界のすべてになってしまうのは、避けたいところです。
あくまでも「現実世界」での生身の出会いというものを踏まえた上で、ご活用頂きたいと思っています。

私はネットは「維持の道具」だと考えています。

たとえば現実世界で人に出会います。
その場だけではほとんどお話できないこともありますし、
次の予定を取り付けるのも難しいことがあります。

しかしネットを使っていることで、名刺のメールアドレスに連絡を取り、
再びお会いしたり、お話を深めたりすることもできます。
特に口べたな方は、メールの方が話が弾むこともあるでしょう。

facebookなどのSNSもあるので、一度だけの出会いではなく、
その後も継続させることのできる道具だと考えています。

ただし、ここには現実世界で出会う、という生身の触れ合いを前提をしています。
やはりここがないと心のバランスが取りづらくなってしまう、というのはうなずけるものでした。

ネットでの人間付き合いと、現実世界での付き合いはまたニュアンスが異なります。
文字だけのコミュニケーションと、その場の空気感を得ながらのコミュニケーションは、
大きな違いがあると言えます。
生身の触れ合いは、やはり生身でしか味わえないものです。

もちろん入り口がネットでも構わないのです。
ネットを通して知り合い、そして実際に会うことで「リアル」の関係を築く。
SNSが当たり前になったことにより、より顕著に行われることとなっていると思います。

今の世の中で、ネットを使わずに生活したりお仕事したりすることの方が、
困難です。
使わないという選択肢は現実的はありません。

ただ心のどこかでもいいので、「生身の触れ合い」というものを感じながら、
ご活用頂きたいと思います。

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