サポートする側の人間(カウンセラー、コーチ、医師、その他専門家)にとって、
クライアントの方に接している際、うまく行くこともあれば、行かないこともあります。

そんなとき自分のふがいなさに涙することもあると思います。

サポートする側の人間もきちんとサポートされる必要があります。
ひいてはそれが子どもたちや親御さんのためになります。

うまく行かないとき、苦しいとき。
そんなときに少しでも参考になるように、4つの心のケアの方法についてお話します。

①自分の気持ちを正面から受け止める

自分が今何を思っているのか、何を感じているのかに真正面から向かい合います。
心の声に耳を傾け、自分に対して率直でいるようにします。

ここで目をそらしてしまうと、やがてそれがフラストレーションとなり、
自身をより追いつめることにもなりかねません。

自身と心が一致している状態が、専門家には求められます。

怒り、喜び、苦しみ、悲しみ、焦り、危機感。

自身の心の動きに目を凝らしましょう。

そしてできれば文字に起こしましょう。

自身に対して客観的な視点を持つことで、今のご自身の状態を把握し続けます。

感じていることに気づくだけでいいのです。

気づくことで、ストレスは緩和され、ご自身も楽になっていきます。

②すぐに結果が出るとは思わない

カウンセリングにはどうしても時間がかかってしまうものです。
むしろカウンセラーは「時間」を扱う職と言ってもいいでしょう。

ただし、だらだらと引き延ばしてしまうと経済的にも精神的にも相談者の方に負担がかかります。
ある程度の目安は必要です。

早く良くなるようにしたい思いはあると思いますが、
ある程度はかかることを認識することも必要です。

ある程度はかかる、が、かけ過ぎては行けない。


急がば回れという言葉があるように、しかるべき時間は必要です。

焦らず、一つ一つのことを丁寧に行いましょう。

③休みをきちんと摂るようにする

休憩時間、睡眠時間、オフの時間。

休みは意図的にきちんと摂りましょう。

起きている間は常に相談に乗りたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
そのお気持ちは大切です。

ただ、長時間相談に乗り、こちらが疲弊した状態でお話をお聴きするよりも、
休憩を摂ることでリフレッシュした状態でお聴きすることとどちらがご相談者様のためになるでしょうか。

あくまでよりよい対応をするために休みを摂るのです。

私たちは、自分のためであることと同時に、ご相談者様のためにも、
休憩を摂らなければならないのです。

④相談できる相手を持つ

カウンセラーや相談事業に関わる方は、相談を聴くのはうまいけれども、
自分のことを話すのは下手かもしれません。

しかしながら話をすることの効果は誰よりもご存知のはずです。

お友達でも結構ですし、ご自身がカウンセラーにかかることもいいでしょう。

人間一人では健康に行きて行くことは難しいです。

専門家とて「甘える」ことも大切なのです。


●まとめ

以上4つについてまとめました。

ご相談者様のために、なんとかしたい、けれどなかなかうまくいかない、
という焦燥感は多かれ少なかれみんな持っていることです。

その焦燥感に自分が疲れてしまい、
相談を聴くことが続けられないという話もあります。

やはりそれではご相談者様にとっても、またご自身にとっても辛いことです。

私たちはたとえ専門家であったとしても、一人の人間なのです。

そこには肉体があり、心もあります。

常に機械的に振る舞える訳ではありません。

また機械的であればあるほど、おそらくご相談者様から信頼を得ることもできなくなるでしょう。

信頼がなければ、何もうまく行きません。

だからこそ、自分と向き合い、自分の「弱さ」を知り、
心のケアを意識的に心がけて行く必要があります。

一人でも多くの方のサポートになれるように。

私たちも自分のこともサポートしていきましょう。

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