二週間ほど前に雑誌売り場で見た表紙。


拒食でガリガリで腕中に自傷の痕が残る女性が表紙でした。


それが私が高校の頃にデビューして

一瞬にしてカリスマになり

すぐに引退しそしてまた歌い出した

Coccoでした。


「紙が無くて今度は

 腕を切った

 切れるだけ切った

 温かさをしった

 血にまみれた腕で踊っていたんだ」

Rainning


今日はミュージックステーションにCoccoが出演しました。

私は出かけていて見ることができなかったので

生徒にお願いしてビデオを録ってもらい

帰りにお家に寄って借りてきました


もう今のCoccoって体中が傷だらけなんですね。

「LIVE」とナイフか何かで体を傷つけているんです。

セルフパニッシュと呼ばれる自傷行為を繰り返しているんです。

ご飯も一昨年の5月から食べられないと。


今は拠点はロンドンでそこでカウンセリングに通っていると

雑誌には書かれていました。


Mステに出ていた彼女は

体中を覆う大きめの青い服で

だけどその極端なまでの線の細さを隠すことは出来ていませんでした。


それでも歌がすごい。


体が震えました。


途中歌詞を沖縄語で歌うんです。

そしてMステのすごいところですが

歌もテレビサイズじゃありませんでした。

フルコーラス歌いきりました。


「トビウオのアーチをくぐって

 宝島に着いた頃

 あなたのお姫様は誰かと

 腰を振ってるわ」

強く儚い者たち


Coccoの歌に助けられたとか

そういうのはありません。


ただ彼女を見ていると

「ああ、この人は死に包まれているなあ」

と感じます。

どこか仮初めの死神のようで。


だからCoccoのことはときどきふっと考えます。


不思議な物で、久しぶりに昔録っていたMDを聴いていたり

そしてその雑誌を見つけたり

またつい最近見た「式日」という映画の主題歌が

「Rainning」でした。


今日出演することも全然知りませんでしたが

ああ、なんだかそういう力がある人なのだなあと

感じました。


そして今たまたま見ているYoutubeの「樹海の糸 」が、

「9.11」の映像なんです。


何かを導く力を持つ人って

本当にいるのかもしれないなあって思います。


今夜は彼女について書かずにはいられませんでした。