はじめまして、ペンネーム豆乳と申します。
現在 37 歳、
35歳で結婚して3 年半、
本格的に不妊治療クリニックに通い始めて 2年。
最初の一年はタイミングと人工授精、次の一年は体外受精での新鮮初期胚移植、凍結胚盤胞移植、そして初期胚と胚盤胞の二段階移植に費やしました。休むことなく続けた不妊治療。
全て完全な陰性でした。
人生で一度も妊娠しなかった私が IGENOMIX社様の ERA 、 EMMA 、 ALICE 検査のお陰で子宮内環境が良くなかったこと、着床の窓が 24時間ずれていたことが判明しました。
そして検査後子宮内環境を整え、着床のずれを修正して胚盤胞2個移植したところたった一度の移植で奇跡的に両方とも着床し二卵性の双子を授かり、現在妊娠 6 か月に入りました。初産・高齢・多胎とハイリスク妊婦ですが現時点で産科の主治医も驚くほど母子ともに順調です。
結婚してしばらくは基礎体温計とアプリで自己タイミングを重ねましたが全く妊娠せず不妊治療専門のクリニックを受診しました。
私が通っていたのは個人でされているIクリニックというところです。
そして原因を探るべくクリニックでは治療と並行して様々な検査をしました。
AMH も同年代と比べても高く、主人の所見もほぼ問題なく多嚢胞気味ではあったもののその他検査数値も特に異常は見つかりませんでしたが、治療を重ねても陰性が続きました。
もちろん妊活に良いとされたことは何でもしました。食事を工夫したり、身体を冷やさないよう努力したり、子授けスポットを巡ったりもしました。
しかし結果が出ることなく体外受精まで治療を進めることとなりました。
しかし 3 度の移植も全て陰性。
特に体外受精まで進むと、陰性だった時の絶望感は筆舌に尽くしがたく、今思い出しても涙が溢れるほど本当に辛いものでした。
あの時とても必死だったと思います。残った胚盤胞は6 日目 3AA 、 4AB 、 4BB の 3 つ。主治医に何か他に検査できることはありませんかと尋ねたところ、まだ比較的新しい検査だし、費用がかかるのだけれど…、と案内されたのが ERA 、EMMA 、 ALICE 検査のパンフレットでした。
主人とも相談した上、決して安くない検査費用、その検査を実施し、結果が出るまでに 2 周期は開けないといけないことも年齢的に悩みましたが藁にも縋る思いで検査を受けることを決意しました。
そして検査結果は子宮内環境があまり良くなかったこと、着床が 24時間後ろにずれていたことが判明しました。
検査結果を受け、案内されたように抗生物質を服用し、乳酸菌の膣錠で子宮内環境を整え、
移植のタイミングも 24時間ずらし、残された胚盤胞のうち 2 個同時移植( 4AB 、 4BB )を行いました。
2 つとも 6 日目胚盤胞と成長が遅く、グレードも決して最良とは言えない胚盤胞。
判定日まで毎日毎日不安と同時に、なんとなく心のどこかで少なくともどちらかでも着床してくれているのではないかという期待が複雑に交差しながら判定日を待ちました。
そして、移植してから 14 日目。自分で検査薬を試す勇気もなく臨んだ判定日。
初めての陽性判定をいただきました。先生の「着床していますね。」という言葉に全身の震えが止まりませんでした。
そこから一週間後、胎嚢が二つ確認できたとき、まさか 2 つとも着床してくれるなんてと主人と驚きと喜びを隠せませんでした。その後は心拍確認、クリニック卒業、産婦人科受診、そして現在。
日々力強くなってゆく二人の胎動を感じ出産準備に追われながらも毎日本当に幸せを感じながら過ごしています。
夫婦の念願だった子どもを授かりこの幸せな日々を過ごすことができたのは、間違いなくIGENOMIX 社様のERAと、この検査勧めてくださったクリニックの主治医のお陰だと思っております。感謝してもしきれません、本当にありがとうございました。
もしERA検査を受けるか悩まれている方がおられましたら、絶対受診することをお勧めします。
ゴールの見えない、もしかしたら無いかもしれないという暗闇の中を手探りで進んでいく妊活。
確かに安くはありません。
検査周期を挟まなければなりません。
でも何か1つでも、少しでもきっかけや手がかりを掴むことが心の大きな支えになること、みなさんと同じ長く辛く苦しい治療を受けてきた身だからわかります。
諦めないでください、この検査があなたの治療のゴールに直接繋がっているかもしれませんから。