カンボジアサッカーの動向:スター選手の復帰 ワタナカ選手/Chan Vathanaka | Last More -斉藤泰一郎 ブログ-

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東南アジアでサッカー事業に取り組む日本人のブログです。

 

 

 

 

 


Image Credit: Boeung Ket Facebook

 

 

 

 


カンボジアで一番の人気サッカー選手

 

Chan Vathanaka選手が

 

古巣のBoeung Ket FCへの復帰、

 

との発表がなされました。

 

 

 

カンボジア代表の点取り屋で

 

No1の人気を誇るバタナカ/ワタナカ選手(Vathanaka)は、

 

2017年にカンボジア人選手初のJリーグ選手として

 

日本に移籍するも活躍の機会を得ることはできず、

 

翌年にはマレーシアの

 

Malaysia Super League(マレーシア1部リーグ)

 

Pahang FAに移籍。

 

しかしこちらでも結果をだせず前期でチームを

 

離れることになりました。

 

 

 

次の新天地として

 

新たな海外チームを模索していたようですが、

 

今回古巣に復帰を決定。

 

その古巣ボンケット(Boeung Ket)は

 

現在カンボジアサッカーリーグ2位。

 

ここから始まる後期リーグに向け、

 

Chan Vathanaka選手には

 

攻撃力アップの要として期待がかかります。

 

 

 

Chan Vathanaka選手をはじめ、

 

今シーズン前に海外移籍した

 

カンボジアの代表クラス選手達が

 

1名をのぞいて後期から国内リーグへの復帰を決めています。

シーズン前の移籍の記事はこちから

 

レベルの高い国外リーグで

 

活躍できずステップアップできなかったことは残念ですが、

 

人気選手がもどってきたことによる

 

国内リーグの活性化を期待したいところです。

 

今年はSuzuki Cupもあるため、

 

それぞれの選手達にとっても

 

コンスタントに試合に出やすい環境を選ぶことは

 

選手個人のコンディショニング、

 

監督スタッフの選手選考など

 

諸々プラスに働くことも多くなるでしょう。

 

 

 

あとは

 

この海外移籍というチャレンジを、

 

そしてそこで活躍できずにもどってきたという結果を、

 

カンボジアサッカーがどう受け止め、判断するのか。

 

そこの部分の価値観は、

今後の自国のサッカーの反映に

 

影響してくるように思います。

 

 

 

 

 

 

各国、自分達のサッカーを次のレベルにあげるために

 

重要となってくる今年のSuzuki Cupの結果。

 

 

 

 

大会にむけ、各国がどのような舵取りをしていくのか。

 

そして大会後、どの国が上昇気流にのっていくのか。

 

注目です。