Last More -斉藤泰一郎 ブログ-

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Blog "Last More" since 2005
サッカー人として。

東南アジアでサッカー事業に取り組む日本人のブログです。



カンボジアで

Japan Heart Children's Medical Centerと
 
Kantha Bopha Hospitalに

お邪魔させて頂きました。








当地で医療の現場を見させて頂くのは初めて。

病院の成り立ち、運営、どのような患者を

どのように診療し、手術し、治療し、

他の病院と連携しているのか。

今の課題、今後の展望。

ともに無料で医療を受けることができる病院。

現地でたくさんの皆さんの健康、そして命に。



今回の訪問は、Toyota Cambodia と

Toyota Tsusho Finance Cambodiaの

寄付活動に帯同させて頂く形で実現。

貴重な機会となりました。





Kantha Bopha Hospitalのフランス人職員の方は


サッカー好きのようで、色々と雑談も。









様々な視野を通じて

改めて自分達の立ち位置を確認し

その上で何ができるか。



4月のよきシメとなりました。




 

 

シンガポールのチャンギ空港、

 

フライト前に書いています。

 

 

 

先日のミャンマーでの地震により

 

ミャンマーはもちろんタイでも被災。

 

被災規模のニュースがUpdateされている日々。

 

首都のヤンゴンですら地震による被害が少ないとはいえ、

 

電気が使えるのは一日4時間とも聞いています。

 

元々facebookなどのSNSは普通にはつながらず

 

VPNなどを使って人々はインターネットを使う現地。

 

そもそも地方を中心に国内政情により武力紛争が続いている国。

 

その武力衝突も、被災者救助を優先するため一部で停戦を発表。

 

一人でも多くの命が助かること、

 

少しでもはやい復旧、復興を願います。

 

 

 

今日のニュースでアメリカは

 

カンボジアに49%の相互関税をかけると。

 

背景にはカンボジアで事業を展開している大国もみすえて。

 

他アジア諸国にも相互関税の動きが。

 

東南アジア経済にも影響が出る予感。

 

 

 

なんだか騒がしい、曇りがちなニュースが続きます。

 

そんななか、

 

ミャンマーの友人でありサッカー選手達が

 

自分たちの過去のユニフォームや

 

代表活動時に獲得したトロフィーなどを

 

オークションにだし

 

地震の被災地のための寄付をつのっている。

 

 

 

人間はたくましい。

 

 

 

今あるものを当たり前と思うべからず。

 

感謝を忘れずに邁進すべし。

 

 




久しぶりのCatch Upとなりました。



2011年のSea Gamesでは


5得点とチームの3位に貢献。


その爆発的な突破力は


当時東南アジアを轟かせ、


国内では英雄として大きなリスペクトを。




突然の母国の事変により


先の見えない想像を絶する困難な時期を過ごし、


一度は引退宣言も。


復帰の道も一筋縄にはいかなかった。


映画のような話しが現実に。




色んな宿命を背負い


今もピッチに立ち続けるストライカー。


ミャンマーのサッカー選手、


Kyaw Ko Ko選手。




再会はShopee Cupで来たカンボジアで。


出会ったころからの周りをよせつけない


獣のような眼光は変わらずたたえつつも、


陽気な一面も以前より。


この日の試合は勝てず


本人は悔しさがあるだろうけど、


シンプルに元気な彼に会えたことが嬉しかった。




政治的な混乱のため


数奇な運命を辿ったミャンマーの人々。


サッカー選手達も例に漏れず。


あの頃は大変だった、と


過去のことのように語れる日はまだ来ていない。




別れ際、何度も手のひらと手のひらをぶつけ。


お互いの存在を確かめるように手を握り。


この重みに色んなことを感じて。








驚くこと


喜ぶこと


感じとめること


受け止めること




日常になると


流しがちですが、


ひとつひとつを大事にできればなと。




現地の人と頂いたクメール料理。


うまい、うまいと食べる日本人。


その日本人のまわりには


これもあれもと食べ物が集まる。




好奇心を持った人のまわりには


それに好奇心を持った人もよってくる。


好奇心と相性のいい好奇心。



表現しましょう。


ご馳走様でした。











あれをやっておけばいい。


これをやっておけばいい。


安心したいので


その方向で納得させようとしがちだけど、


そんなことはなかなかないので


指標のようなものは新しいことも含めて


いくつか持つようにするといいなと。


そしてどこかから、


あとはなるようになると腹をくくる。


やることやった上での


そのあたりの線引き加減を。




写真は酷暑のカンボジアで


涼んでいた犬。


もう全てを投げ出している感じ。


見事な加減です。







今月のカンボジアでのCSRサッカー。


色んなことがある毎日にひとときの清涼を、


なんて具合には猛暑のためいきませんでしたが、


そんな暑さなど吹き飛ばすぐらい


エネルギッシュな楽しい時間を


子供達と過ごすことができました。




続けていることでみえてくる


変化や流れがあります。


社会は大きな生き物のような。


その中で問われる自分達の在り方。


確実なのは行動を起こすこと。


笑顔のシャワーで


身体中のミトコンドリアが騒ぎだしてる!


5月も盛り上げてこー。
















 

 

ぽこサッカー、2年越しに実現!

 

ぽこサッカーとは、

 

「ぽこ・あ・ぽこ」でのサッカー教室。

 

 

 

「ぽこ・あ・ぽこ」は、

 

シンガポール在住の障がい

 

(発達障がい、知的障がい、肢体不自由など)

 

を持つ子供達をサポートするコミュニティで、

 

2011年からご縁を頂き

 

定期的にサッカー教室という運動の場を

 

提供する形で応援させて頂いてきました。

 

 

 

コロナ中は残念ながら実現が難しく、

 

それでもオンラインでの体操などを継続。

 

 

 

そしていよいよ今回やっとグランドでの

 

サッカー教室が復活です!

 

 

 

久しぶりの顔、初めましての顔、

 

グランドで会えたみんなの顔は

 

とにかく元気。

 

 

 

動けば動くほど

 

みるみるエネルギーが

 

みなぎってくるし、

 

試合では夢中でボールをおいかけて。

 

 

 

こちらは名前を覚えてもらうために

 

ガムテープ名札作戦;)

 

作戦はいい感じで成功しましたー

 

 

 

障がい者という言葉を使わせて

 

もらっていいますが、

 

正直自分の中ではグランドに

 

立ったらみんな同じで、

 

何か特別なことはありません。

 

サッカーがしたい、楽しみたい人たち・子供達が

 

グランドに集まりボールを追いかけている。

 

ただそれだけのことで、

 

そこで自分ができること、求められていることも

 

普段のサッカー教室となんら変わりはなく

 

自然体で楽しませてもらっています。

 

 

 

グランドではご父兄の皆さんにも

 

ご協力を頂き充実した時間に。

 

今回の実現にあたり

 

尽力頂いた関係者の皆様に感謝です。

 

 

 

ぽこサッカー、またやりますよー。

 

そしてもっともっと色んなみんなと

 

世界中でサッカーしたいです。

 

Football For Everyone!

 

 

 

 



前向きな人に囲まれることで

自分の成長が加速するという話しが

あると思います。


たとえば私の場合には会食後など、

あーいい時間だったな、と思える時は

大体そんな人達と時間を過ごせた時

のように思います。幸いそんな機会が

最近は多いように感じています。


とはいえ前向きであることの

見分け方は難しいのでは。


自分にひるがえってみると、

コップにある半分の水を、

半分しかないと思うのか、

半分もあると思うのか、

そんなマインドの違いでしょうか。


コップに水が半分もある、

と思える自分であり続けるために

学び、向き合い、ねばなりませんね。

水が半分しかない、と思っている時は

どんな自分なのか。

自戒をこめて。









ぼくはイエローで

ホワイトで、

ちょっとブルー


を読了しました。



込み入った現在のいち地域社会の事情を、

爽やかな印象を感じるぐらいに

冷静な日常として描写されていて、



それは時に本の舞台であるイギリスの街を

飛び越えてグローバルに、はたまた子供の教育、

政治、個人のアイデンティティへときりこみ、



今を形づくるエッセンシャルな全てへの関わり

という、あまり前だけど見えづらい視点を

もたらして。



たとえば焼き鳥の肉というような

著者の自論も交え、込み入った話しだなと

敬遠しそうな社会問題が親近感を醸し出して

読み進めることができました。



海外で幼少を過ごし今でも日本を離れて暮らす

外国籍の身として共感できるところも多々あり、

はたまた子供達の可能性に心を揺さぶられ

未来への楽しみを感じたり、子育てという

親の素晴らしい時間とその責務に思いをはせたり。



改めて無知に気づかされ、

グリーンの色が

今までよりも少し好きになりました。









シンガポールで自チームの

プレシーズンマッチに行ってきました。

今はまだ選手選考が進行中。

監督に聞くと8割ぐらいは固まってるようです。

写真はTurf CityのCageという会場。



5月から始まるSFL2に参戦します。

シンガポールサッカーでは現在

トップリーグであるSPLの下は

アマチュアリーグとなります。

このカテゴリーにチームとして参戦して

何年目になるだろう。

コロナで中断もはさんで昨年にリーグ再開。



外国人枠もあるので以前は若い日本人選手も所属。

そこから上のリーグのチームでのプロ契約を

勝ち取った日本人選手も。

今年も昨年弊チームで活躍した1人の

ローカル選手が上のリーグのチームと

プロ契約となりました。

あわせて今の予定では、

今年プロチームにトライアウトしていた

選手2名が我々のチームに所属予定。

この2名はシーズン中に上のリーグから

召集かかるかもという前提で。

チームには元世代別代表の選手もいたり、

これからという若い選手もいたり。



今季も積極的に若い選手を起用予定。

一方で昨シーズンACL負傷で

手術を余儀なくされた選手が

復帰できる見込みだと。



なんだかんだ、

チーム運営のひとつの目的としていた

シンガポールサッカーの

エコサイクルへの貢献を

少しづつ。



今年のもう一つの目標は

フェアプレー精神をチームに

もっと落とし込むこと。

サッカーであり、勝ち負けなんだけど、

そこは人生の縮図でもあるという思いがあり、

駆け引きはあってもルールに触れることは

良しとしない。

チームはそれを許容しない。

明確にそのメッセージを。

特に若い選手が多くなる予定の今季。

好きなことで必死に勝負をかけてのぞむ

そういう濃い時間になるからこそ、

少しでも生き方の指針にそっていけるような

サッカー/生き様/時間を共有できる場でありたいと。

フェアプレー精神というか、

チームなんだけどそれは自己責任の上に

成り立っているという、

つまりは社会と同じということだよと。



こういうプラットフォームを通じて

色んなことを享受できたり、

助けられたり充実した時間をすごせたり、

が実現できたら素晴らしいな。



って言うのは簡単ですが、

昨シーズンはラフプレーで罰金課せられたり。

そもそも別の次元の運営課題にぶつかったり。

大も小もなく、

一時が万事。

今季もひとつひとつ

向き合っていきたいと思います。