言葉 ~5~ | Miss Smile

Miss Smile

You must be an angel comes into my heart.

        

7月21日(金) 12時。


Computer Screen に彼女が映し出された。

僕は、いつものように彼女の部屋に入った。


『聴こえますか?』と彼女。

『聴こえますよ。』と僕。


僕は、彼女のおでこも好きだった。

でもいつも、Computer Screen には、

眉から、胸の上くらいまでしか映っていない。

時々、彼女が下を向いた時にしか、おでこを見ることはできない。


『らすとさん・・・ってどんな顔なのかな?』と彼女。

『見せられるような顔じゃないよ。』と僕。

『きっと、ダンディなんだろうなって想像しています。。。』と彼女。


しばらくは、顔の話なんかをした。

僕は、彼女の目とおでこがとても好きだった。

だけど、なんにも言わなかった。

(ほんとうは、彼女のすべてが好きだったから。)


『らすとさん。新しい歌。聴かせてください。。。』と彼女。

『なんか、演歌っぽいかもしれないけど・・・歌いますね。』と僕。


♪愛のない世界 悲しいね つまんないね

♪『きみを愛してる』って 素直に言いたいね


  ♪ただ 風の中に舞い上がってく 言葉

  ♪だた 風の中に舞い上がってく


     ♪もう なにもいらない  もう なにもいらない

     ♪だた きみとこうしていたい  

     

     ♪~きみをアイシテイル~




彼女が、拍手をしてくれている。

彼女のこんな表情をみたのは、初めてだ。


『らすとさん。わたし、この曲とても好きです。。。』

『ありがとう。』

『流れるようなメロディが、とてもよかったです。。。』


最後の~きみをアイシテル~は、今まではなかった。


彼女の表情をみて、

ほんとうに、彼女がこの歌を気に入ってくれている事がわかった。


『らすとさん。なんていう曲なんですか?』と彼女が聞いた。


僕は、少し考えた。


『シュリさん。~言葉~にします。』と僕は言った。


ほんとうは、~きみをアイシテイル~って言いたかった。