7月21日(金) 12時。
Computer Screen に彼女が映し出された。
僕は、いつものように彼女の部屋に入った。
『聴こえますか?』と彼女。
『聴こえますよ。』と僕。
僕は、彼女のおでこも好きだった。
でもいつも、Computer Screen には、
眉から、胸の上くらいまでしか映っていない。
時々、彼女が下を向いた時にしか、おでこを見ることはできない。
『らすとさん・・・ってどんな顔なのかな?』と彼女。
『見せられるような顔じゃないよ。』と僕。
『きっと、ダンディなんだろうなって想像しています。。。』と彼女。
しばらくは、顔の話なんかをした。
僕は、彼女の目とおでこがとても好きだった。
だけど、なんにも言わなかった。
(ほんとうは、彼女のすべてが好きだったから。)
『らすとさん。新しい歌。聴かせてください。。。』と彼女。
『なんか、演歌っぽいかもしれないけど・・・歌いますね。』と僕。
♪愛のない世界 悲しいね つまんないね
♪『きみを愛してる』って 素直に言いたいね
♪ただ 風の中に舞い上がってく 言葉
♪だた 風の中に舞い上がってく
♪もう なにもいらない もう なにもいらない
♪だた きみとこうしていたい
♪~きみをアイシテイル~
彼女が、拍手をしてくれている。
彼女のこんな表情をみたのは、初めてだ。
『らすとさん。わたし、この曲とても好きです。。。』
『ありがとう。』
『流れるようなメロディが、とてもよかったです。。。』
最後の~きみをアイシテル~は、今まではなかった。
彼女の表情をみて、
ほんとうに、彼女がこの歌を気に入ってくれている事がわかった。
『らすとさん。なんていう曲なんですか?』と彼女が聞いた。
僕は、少し考えた。
『シュリさん。~言葉~にします。』と僕は言った。
ほんとうは、~きみをアイシテイル~って言いたかった。