彼女の留学先は、海辺の街。
Psychology。彼女の大学での専攻。
・・・こころのなか・・・
僕は、いつものようにサイトにアクセスした。
彼女は来ていなかった。
僕は彼女の部屋のギャラリーに飾られている一枚の写真を開いた。
黒い瞳、黒い髪、神秘的な写真。
♪不思議だね、心の中は・・・自分でもわららない
♪きみの写真見つめて・・・僕はさまよう
僕は、深い森の入り口にいた。
そして、『二度とここへは戻れないかもしれない。』と感じた。
だけど、妖精のささやきが森の中へ連れていく。
♪深い森の中へ・・・歩き始めている
♪少しづつ進んでいく・・・木漏れ日の中を
しばらく歩いた。
僕は不安になり、声を出した。
『Fairy。僕の声が聴こえますか?』
『Fairy。僕のことが見えますか?』
♪Can you hear my voice?
♪Can you see my face?