超名作。
Divinityシリーズは20年位前にやったDivine Divinityが神ゲーでハマったけど、その後クソゲーが続いてDivinity Original Sinでようやく返り咲いた感じだが、Original Sinの続編であるこの2もクッソ面白い。
以下攻略。
前作はクロスボウ一強という感じだったが、今作はかなりバランスが取れており、極めればどれも強い。
順位を付けると、魔法(死霊)>魔法(炎土)>アーチャー>ダガー>魔法(水風)=片手=両手>魔法(召喚) と言った感じか。
一歩歩くだけでAPを1消費する=火力の1/4が低下するゲームなので、とにかく歩かなくて済む遠距離が強い。
ただ、序盤はダガー(ローグ系)や召喚が強い。
召喚が強いのはレベル9位まで、ダガーはもうちょい先まで無双できる・・・かな?
序盤はとにかくダガー二刀流の、フレッシュサクリファイス>バックラッシュ>通常攻撃x2のクリティカル連打コンボがクソ強い。(セヴィル(エルフ)限定)
逆に最終的に最も強い死霊術は、レベル12~13位までは最弱に近い。
このゲームはフォートジョイクリア後から無料で簡単に幾らでもスキル・ステータスの振り直しが出来るので、序盤~終盤で強いビルドに乗り換えていくのも手である。
基本的に回復系の効果が低い上にクールダウンが長いので持久戦は無理なゲームデザインとなっている。
なので、回復にメモリを多く割くよりは攻撃系に偏重した方が良い。
ただし、状態異常回復と回復を兼ねる鎧系は全員に覚えさせるべき。
平静とヘイストも多くの状態異常を回復する有用なスキルだが、鎧系や装備で防御を切らさないようにすればそこまで異常を受けないので、覚えるのはメモリに余裕のあるアーチャー位にして後はスクロールで何とかする。
スクロールは鎧系も含めて、店買いとクラフトで可能な限り持っておく。
クールダウン関係無く使えるので強い。
ただし、今作はスクロールにも知力が参照されるので、基本的に魔法職しか使えない。
が、鎧系は効果に知力が関係無いので近接でもモリモリ使えて超優秀。
今作ではHPの前に物理防御、魔法防御という二つのバリアのような物があり、これを削り終わって初めてHPにダメージが入ったり状態異常にしたりできる。
なので、状態異常を狙う場合もまずダメージを与えてバリアを剥がなければならなくなった。
また、状態異常によって物理・魔法防御どちらでガードできるか決まっている。
物理の転倒に比べて、魔法は行動不能にするCCに手間が掛かる。
スタン、凍結は二手必要なのでAP消費が重く、二人必要になる事が多い。
魅了は最高のCCだが、召喚2と振りたくないスキルを要求される(召喚は最終的には弱い)上、AP3で重い。
よって、魔法防御を削ったら誘惑グレネードを投げるか、アーチャーの魅了の矢に任せるのが良い。
もしくは盲目でも良い。
行動不能では無いが射程範囲が大幅に減るので、歩かせてAPを無駄使いさせる=行動不能に近い効果がある。
盲目にするスキルは、暗闇のオーラは射程が短く、土埃投げは複数スキル必要と使い勝手が良くないので、誰でも使えて初期から作れる盲目グレネードはかなり有用。
(魅了の矢やグレネードを作れるようになるのはフォートジョイクリア後なので、それまでは否応なく盲目を狙う事になる)
スキルブックを組み合わせる事で合成スキルのスキルブックを作成できる。
初めから知っていると強力。
フォートジョイ後で問題になりやすいのがソースポイント不足。
これは各地のどれかの根源の魔術師関係のクエストをクリアして黒根の儀式を行いソースヴァンピリズムを覚えると、倒した敵からソースを吸えるようになるので解決する。
なるべく早く覚えた方が楽しく冒険できるのだが、どれも大分長い。
一番手っ取り早いのは恐らくハンナグのものだが、敵のレベルが結構高かったかもしれない。
社会アビリティについて。
主に金策を支えるアビリティ群という位置付けだが、前作に続いて今作も非常に金回りのバランスが良い(つまり金不足で苦労する)ため、最初から計画的に振った方が良い。
逆に金策が上手く回ると有利にゲームを進める事ができる。(金は主に装備とスキルブックで使う)
まず、今回はスリによる金策が非常に有用となっている。
窃盗極振りキャラに窃盗+1の小手やベルトを装備させ、他のキャラで邪魔なNPCやスリ対象に話しかけて死角を作り、事に及ぶ。(狙うのは現金がベスト)
同じNPCからスれるのは一回限りなので、出来るだけ窃盗レベルを上げてからスるのが望ましい。
スった後は周囲で犯人を捜し始めるが、しばらくすると諦めて通常の動作に戻る。
それから幸運スキルも今回は重要で、後半になると赤や金の装備が見つかることも多く、これも必須と言って良い。
幸運はパーティで最も高い数値が参照されるので、箱や樽を開けるのが幸運キャラでなくても良い。
呪いの糸というクエストで手に入る船長の靴という装備は、幸運+2という唯一無二の能力を持っており、結局自分のパーティの幸運担当は最後までこれを履いていた。
鑑定も高レベルの装備を使うのに無くてはならないスキルである。
そして、自分が通常操作する主人公のキャラには説得と商売上手を覚えさせると、初回プレイにおいてもスムーズに説得を行使できて捗る。
が、クエスト達成に説得が必須となるのが恐らくブラッドムーン島の物が初(中盤以降)となるので、そこまでは商売上手極振りで金策に注力しても良い。
会話の中では度々説得が出てくるが、結局は戦ってEXPを稼いだ方が良かったり、そもそも大きな筋書は変わらないものが大半なので、ブラッドムーン島まではあまり気にしないでも良いかもしれない。
と言う訳で、社会アビリティは窃盗、幸運、鑑定、説得&商売上手の4種の極振りキャラを作れば良い。
最初のキャラクターカスタマイズは、カスタムキャラ(イファンやセヴィル等、元々作ってあるNPCではないオリジナル作成のキャラ)の専用スキルであるドームオブプロテクションが非常に強力なので、カスタムキャラを1名は作る事をおすすめする。
また、種族で言うとエルフの専用スキルであるフレッシュサクリファイスが抜けて強いので、効率を取るならエルフのカスタムキャラがおすすめとなる。
パーティに関しては、上述の強い順に取ると魔法(死霊)、魔法(炎土)、アーチャー、ダガーとなるが、死霊術が物理ダメージのため、物理3魔法1のパーティになってしまい少々バランスが悪い。
まぁ死霊術がぶっちぎりでヤバイので物理に強い敵が多い場面でも余裕で処れるのだが。
代表的なビルドの解説もしたかったが時間が無いので、次回再プレイする機会があれば追記する。(数年~十数年後かもしれない)
(メモ 貴重なAP1分を無料で歩ける近接タレントの「歩兵」は強いのだが、それより強い「死刑執行人」が「歩兵」とどちらかしか取れないというのも、システム的に近接が遠距離より不利という事に拍車を掛けてしまっている。)