帰りが21時半から22時になり、休日も返上して働くのは、私以外が非常勤勤務だからだ。

突然言い渡される点滴や、日曜日の褥瘡処置。管理者として帳票類仕事を沢山抱えているのだが、1月には辞める予定の看護師が一人、早産で妊娠中の看護師が1ヶ月早めに産休に入る。




そんな中、訪問看護指示書がない。更には訪問看護を立ち上げた時からの訪問看護計画書が作成されていない。..そんな状態でサ高住の2施設の訪問看護ステーションは利益を得ていた。




私はそれは非常にまずい!


朝の訪問看護指示書を基に訪問看護師が看護計画をたてて、訪問看護サービスを利用者様に提供するため、ご本人の承諾を得て訪問看護は行われなくてはならない。よってこれは違法であるし、何故?それを前管理者若しくは経営者が知らないで訪問看護を行っていたのか?



と、伝えたがために、


「そんなことはあなたが勝手に決めたこと!」とか「自分の考えを押し付けないで!それは看護師で話し合って決めたことなのか?」と言ってストライキを起こしてただでさえ人が辞める時期に「鬱病」になったと言ってお局看護師が診断書を提出して長期の休みに入った。




それを以前から辞める予定だった看護師二人が辞めら若しくは産休に入り、そこにパニックを起こす看護師が一人。もう一人は普段から介護士さんたちを怒鳴り散らかすお局が管理者が変わり、訪問看護計画書が足りないと言って私の仕事を全否定する!と過大被害妄想になったお局が突然仕事に来ない。




看護師たちがカルテにミスノンやら何やら貼り付けやら、一日2回の訪問を1枚の訪問看護カルテに記載する、互いの仕事のやりやすさだけを目的として書かれた看護カルテの書き方さえ間違っていることを指摘する私を「以前のやり方が正しい!前の管理者はそんなことは言ってなかった!」と、言い張る彼女たちの中で、社長はなんと、間違いに気が付きながらも、仕事をボイコットして、私への感情を露わにするお局スタッフの見方をして突然解雇を言い渡した。



まず、訪問看護指示書がないことは知っていた社長。しかし、訪問看護計画書は毎月書かなくてはならなく、それに対して利用者の直筆のサインと印鑑が必要なことを私の説明で理解できた.それを看護師たちにすぐに知らせて取り掛かるように話してほしいと言ってきたのも実は社長自身だ。


二人でもう一つの施設に行ってそこを仕切っていたお局に話したら、

目を白黒させてパニック!




「そんなことは看護師同士で話し合って決めたのか!」とぶつぶつ憤慨した独語が始まり、「いやいや国からの指導ですよ。」と言っても全く聞いてはいなく、他の精神が脆弱な看護師を巻き込んで突然仕事を休み、物事は今度来た管理者の話は聞くな!社長に直に相談して!が始まり態度が曖昧な「社長は自分から話し合おう」と言ってお局に伝えたのに、「あなたは早々にやりましたね。人を管理できないのでやめてもらいます。あなたとの契約期間は3ヶ月なので事情もあるでしょうから三月十五日までに契約期間がありますからそれまでに辞めるなら患者さんにご迷惑になるので1週間前に辞める時は報告してください。



「言ってることはわかるでしょう」ときた。


最初は誰の話をしてるかとさえ思えた。

この書類の山のミスを誰が請け負えるのか?ここ独特の仕事のやり方ではどんなに看護が丁寧であっても、それを証明する書類がない状態を理解できているのか?と思えたが、社長は何もわかっているのか?いないのか?無責任にもストライキを起こしたお局の思惑通りに判断した。



仕事を放棄して投げ出す職員の味方をしたのだ。

「前の管理者は孤独に仕事をしていた。」

「管理者は孤独なものです」を繰り返す社長は以前の管理者に仕事全般を任せきりで自分はほとんどがわかっていないのです反省している.これからは半分は手伝っていきたいと面接の時には話していたが。。本当になにがおこなわれたか何が間違っているのか?正しいのかも把握していなかったようだ。



でも、まぁ、前管理者の仕事の間違いを背負わされるのは実に私にとっても間違いの仕事の責任を負わされて、それも人手が足りない中で他のスタッフ同様の仕事をこなしながら管理の仕事をして更に4年分の訪問看護計画書を立てなければならないという異常な仕事量を抱えることになる.当然帰りが22時、日曜も仕事という羽目になっていた。



訪問看護ステーションの仕事をほとんど理解していない社長が突然クビを言い渡してきた時、「ここを退く」決断ができない私に神様が決断を与えてくれたのだと実は思った。「そこ、やばいよ!訪問看護計画書がないなんて!やばすぎるよ!早くやめたが良い!」と息子。知り合いのケアマネからも「前職の管理者の責任を負わされる。ということはよくある事.しかし、それは関わらないほうがいい!」と教えてくれる。



社長以外の次長や他の総務スタッフはストライキで物事を理解しようとしないお局看護師に対して「無責任だ」と言い始めている。「私たちは味方だから頑張って!応援してます。」と、何かと私を支えようとしてくれる。某一人の看護師は相変わらず「破綻してるんです!ここはもう、破綻してるんです」と言って動揺した趣を露わにして仕事をしている.そして私の邪魔をしてくる。




まぁ、精神破壊のような環境の中で私は毎日、関わった仕事に対して「短くも責任を果たして辞める」ということで、動き出している。私がきたほんの短い間にもケアマネたちも動き出して売り上げはわずかにも上がったし、四人の新しい入居者を受け入れる話しも進んでいる..それはもちろんここまでの彼らの業績も相まって..しかしデスクでニーサばかりしている社長の目には何が映っているのか?株で損を出しているその精神状態で、何が判断できているのか。。


とにかく、組織は大きいが、

ここの社長はどうも昔は良かったかもしれないが、本当の問題点がわかっていないみたいだ。


長居は無理だろうと思いつつ6万円に上がった我が家の電気代の請求書と睨めっこする。


次の仕事を探すしかない。。と。