ケニア北部のトゥルカナ地方で、ケニアで必要な水、向こう70年分を供給できる可能性のある水源が見つかったのだそうです。
水源の規模は、約2.500億立方メートル。
東京ドーム、約201.600個分の水がケニア北部の地下に有るのだそうです。
現在ケニア全土で必要な水の量が約30億立方メートル/年だそうですので、人口増加率を考えても、これはケニア全土に、向こう約70年分の水を供給できる計算になりますね。
この水源調査プロジェクトは、日本が資金援助し、ケニア政府とユネスコが実施しているのだそうです。
このトゥルカナ地方はケニアの中でも最も暑く乾燥し、干ばつが続く地域で、ケニアで最貧の地域と言われている場所なのです。
世界的ベストセラー「銃・病原菌・鉄」で、ピューリッツァー賞を授賞した、ジャレッド・ダイヤモンド氏が、2012年にNHK出版新書から出た「知の逆転」の中の「地理的な条件が文明発展のカギを握ったいた」の文中で
アフリカが最も貧しい大陸であるのは、それ全体がほぼ熱帯気候であるからで、熱帯地方には、公衆衛生上の問題や、マラリア、黄熱病といった病気、土地が不毛であることなど、いくつもの大きな問題があります。アフリカの土地は日本と比べてはるかに不毛で、今後も将来にわたってこの事実はかわらないでしょう。
と書いています。
が、この発見された地下水源が、この不毛な大地と、ケニアの発展に大きく寄与する可能性は大きいと思います。
ダイヤモンド氏が書いている、「今後も将来にわたってこの事実はかわらないでしょう。」ではなく、現代の灌漑技術や農業技術により、アフリカの食料不足などの多くの問題が改善される可能性のある、発見となるのでしょう。
アフリカ(タンザニア・ケニア)への進出支援 ラストフロンティア http://last-ft.com

