ダメオッサンの司法書士試験勉強記~背地獄の陣~

ダメオッサンの司法書士試験勉強記~背地獄の陣~

ただの司法書士試験の勉強記録である

ひさしぶりに、問われました。

 

「Aランクってなんなんですか?」

今年の異常に高い択一平均点を受けての疑問なんだと思います。なるほど面白いので考えてみましょう。

問われているのは、

講座・勉強法が全く別々なのにどうして正答率が高くなるのか?

 

<Aランクとは?>

その年の択一問題を検証する際に使われているランク付け。予備校が集めた成績診断を元に、正答率70%以上でAランクとされている。

 

<私が考えるAランク考察>

 

考察①:常識で解けてしまう問題である

 

当たり前ですが、常識的にそれはないというものはわかります。

 

その例が、午前24問目の刑法の住居侵入等。データによれば正答率96%以上となってます。

アの選択肢なんてそのままです。極端にいえば「表現の自由があるから、人の家にあがっていく。・・・そんなわけあるかいw」と何にも知らなくても解けてしまいます。

オも過去問知らなくても、常識的に考えてそんわけあるかいです。ということで、組合せから常識だけで正解にたどり着いてしまいました。

ただし、常識とちょっと離れてるものがあります。これを日頃からしっかり意識して覚えていくことが大事になります。


 

考察②:過去問頻出問題である

 

やはり、3回以上や10年以内の過去問が出ている場合に正答率があがっています。講義も頻出論点からつぶしていくので、初学者でも取ってきます。

問題の選択肢に1肢でもあると、現在の組合せ全盛期では、最低でも3分の1の勝負ができるようになります。

 

考察③:まとめ本等に載ってる問題である

 

時間がない人は確実にまとめ本や基本問題集をつぶしてきます。

大まかに、でるトコ・ケータイ・3300などが当たると思います。

特に昨今はケータイの比率がかなり上がってる気がします。

 

考察④:制度趣旨や背景から解けてしまう問題である

 

法律は必ずなにかしらの問題が生じることから作られてます。その背景を知っているほど、推測しやすくなります。

この背景知識を経験や雑学のように持っている人は強い気がします。

 

以上、考察をするだけで疲れてしまいましたw当たり前のことしか言っていません。

結局、Aランクとは、「全員が何度も目にしていて、なんとなくでも解けてしまう確率が高いもの」ということです。

 

問題はどうするかです。

 

 

<対策を考える>

 

「全員が何度も目にして」の代表例が過去問です。どんなテキストも必ず、過去問から出た範囲を中心としてつくられています。

また各予備校も例年以上に「過去問をつぶす」ことを推奨しています。

 

「過去問をつぶす」とはなんでしょうか?

私は、「テキストへのリンクと立体化」だと思ってます。どんなことが、その法律要件に当てはまるのかを聞いているのが問題であり、それを一つずつリンクしていき、テキストを立体化(重要部分の浮き彫り)をしていくことが目的だと考えています。

 

ただし、これはテキスト派の意見であり、過去の択一特化型の人たちは、「何年の何問のアででてた」という人もいました。私にはできませんがw

 

私にとってその役割をしていたのが、「でるとこ」であり、まとめ本は重要部分の記憶の保持という意味で使っていました。

先人たちはこの役割を過去問で行っていたといえるかもしれません。

 

とはいえ、過去問を完璧につぶしても、完璧に取れるのは25問前後。(あとは、8問程度を3分の1以上で勝負ができる)

やはり、テキストを完璧にしていく方が合格に近いと思います。

 

 

<リンクと立体化の意味>

 

リンクとは、問題の解説部分を使わずに直接テキストに戻れるようにすることです。テキストの該当箇所のページをひたすら書いて戻りやすくしていきます。その際、問題が出題された年をテキストに記載して、頻出論点の立体化をしていきます。

 

<実際やってたこと>

 

私も初期は、全過去問を解こうとしてました。しかし、重なりが多いのと、いちいち同じものを省いていくのは正直めんどくさく

「それならオートマ過去問でいいじゃん」となり、最後までオートマ過去問のみでした。


「でるトコ」でリンクと立体化を行っていたので、でるとこやテキストにない問題を未記載として選別していきました。

 

(ケータイも同じように(ケ)とテキストに記載をしてました。結局、みんなが解けるものをなるべく落とさないことが、記述勝負できる前提です。なので、ケータイは隙間時間にでるトコにない部分を軽く見る感じで使用しました。)

 

まわした回数ですが、過去問はでるトコを忘れるまでの間に挟む感じでやっていました。必然的に分量のすくないマイナー科目ほど過去問を回すことになります。

対して、主要4科目はテキストを回す時間しかとれないので、最後の最後に、出題予想される分野の過去問だけをピックUPして重点的に回したぐらいです。

 

ただ、安定していないのであれば、主要4科目の過去問のリンクと立体化をしっかりしておいた方がいいと思います。

最終的には、主要4科目はテキストを完璧に仕上げていくほうがと思います。

 

<究極は条文も>

 

条文を引くか問題があります。

意外とすっきりわかることもあるので引いて損はないことも多いですが、効率的ではない気がします。(普段から引くことは大事ですけどねw)

民法・憲法・司法書士法ぐらいで止めておいた方がいい気がします。

 

 

<分析も大事>

 

当たり前ですが、今年の問題で間違ったもの、特に正答率80%以上を間違っていた場合、何かしらの学習欠陥があります。

 

たとえば、読み間違え。「時間があったら…」と思っているとたぶん変わりません。普段から、タイムプレッシャーを意識して負荷をかけたトレーニングが必要です。

私は、「でるとこ」を1分20秒ごと音が鳴る中で解きまくるトレーニングをしていました。ひと分野終わるごとに、どうして間違ったかを解説文の空白にメモとして残してました。やはり、読み間違ったというのもでてきます。どうして読み間違ったのかが大事です。

そして、どうしたら読み間違えないかを普段から意識して解くと理解も深まると思います。

 

(今考えると、「でるとこ」は私にとってのテキストの目次みたいなものでもあり、間違いノートみたいなものであり、自作問題ノートでもあったなと思うこの頃w)

 

 

<結論>

どのテキストを使っても、リンクと立体化してしまえば、結局は行きつく先はみな同じ。自分のテキストを愛でて習得すれば、Aランクなんて怖くない。

あとは、当日までの記憶の維持とコンディションと冷静さがあれば、大丈夫・・・なはずw