ラストダイエットの関本です。
私が会員の日本肥満予防健康協会の宮崎理事長がFacebookに書いていたことのシェアです。
↓
糖質制限ダイエット
世間一般では、ローカーボダイエット(炭水化物抜きダイエット)が根強い人気を持っています。日本で紹介されている低炭水化物ダイエットまたは、炭水化物抜きダイエットは、アメリカで開発されたダイエットを元に作り上げられたものだと思いますが、元々それらは、体重が200kg以上ある超肥満体の人や、糖尿病患者の為に開発されたものであり、健康体の人が長期間実施するのは決して好ましいものではありません。一番問題なのは、ローカーボダイエットの正しい理論や方法を知らずに、単に炭水化物を抜けば良いと考えている人があまりにも多いことです。ローカーボダイエットには科学的に痩せる根拠があります。
糖質制限ダイエットの歴史
糖質制限ダイエットは非常に古くからあるダイエット法で、明治時代イギリスでバンティシュが書いた「肥満に関する大衆への書簡」と言う小冊子がベストセラーになったのが1番古く、その後、1956年日本の「和田式食事療法」が発表されています。そして世界的に有名になったのが、1970代にアメリカのロバートアトキンス博士が提唱した「アトキンスダイエット」でした。本は1500万部の大ヒットとなり、日本にも翻訳本が発売されました。
アトキンス博士の死後ブームも去ります。
近年、糖尿病の治療方法として注目され、日本でも注目される様になりました。
糖質制限食は糖尿病の人のための特別な食事
これまでの糖尿病治療で重視してきた「カロリー制限食」。こうした治療食に対して「糖質制限食」の方が直接的に効果があると言う考え方で、その理由として、カロリー計算の難しさや、その手間や苦労の割には血糖値を下げる効果が少ない事から、直接糖質を制限することによって血糖値を下げる方法が注目されるようになった。
糖質制限糖尿病治療食から、糖質制限ダイエット食へ
糖質制限によるダイエット効果は以前から知られていました。バンティッシュやアトキンスが提唱したように、非常にユニークで、糖質を制限し脂質やたんぱく質は無制限と言う食事は、我慢しなくても痩せられる、と言うところから多くの人の注目を浴びました。
糖質制限ダイエット賛否両論
糖質制限ダイエットには、著名な先生方も1部に推奨している現実もあり、賛否両論の状況にあります。食事療法が体に与える長期的な影響と言うのは、証明することが非常に困難です。そして、それを裏付ける決定的なデータは現状1つも無いと言っても過言ではないと思われます。現状20年30年と糖質制限食を実行した人がほとんどいないからですから、賛成派も反対派も外国の文献を紹介し、議論を戦わせているものの、最終的には結論が出ていないと言うのが現実だと考えます。
日本肥満予防健康協会の考え方
日本肥満予防健康協会では2015年に、糖質制限ダイエットに関する基準を作っています。当協会では、カロリー制限を中心に過剰な糖質を制限し必要最低限の糖質は摂取すると言う方針です。
糖質制限ダイエットに関する異論
糖質制限ダイエットブームに対して医師や研究者から批判も多く出るようになりました。日本糖尿病学会の門脇孝理事長(東京大学医学部附属病院院長)は、炭水化物を総摂取カロリーの40%未満に抑える極端な糖質制限は脂質やたんぱく質の過剰摂取につながることが多い。短期的にはケトン血漿や脱水、長期的には腎症、心筋梗塞、脳卒中、発がん等の危険性を高める恐れがある。また糖尿病や合併症の重症度によっては命の危険さえあり進められないと指摘しています。