前段の記事にて、私共のファイナンスビジネスが独特なスタイルと書きましたが。

別に際立った特別な事とか、ハイレベル的なサービスとかではありません。

聞けば…「何じゃ其れは‥そんなもんビジネスとは言えんだろが、くだらねえ~」と、お思いになると(笑)

さて、どんな独特なモノかと云いますと…

其れは、買い出しサービスです。

「へっ?買い出し?」

そうです、お買い物代行サービスとでも言いますでしょうか。

皆様ご存知の通りフィリピンは一物多価、日本とは違います。

例えば日本ならば缶コーヒーは自販機やコンビニなら120円、スーパーなら98円位と大体の相場が決まっています。

しかしフィリピンは店によってマチマチです、其れも総てのモノについてです。

此れは販売者の自由と云うより、流通網の未発達によるモノと思います。

フィリピン最大のスーパーマーケットチェーン…SM

それ以外にもロビンソンとかピュアゴールドやマクロ、ユニワイド等々の大型チェーン店は価格が高いです。

一般庶民よりは、やや収入がある層はチェーン店等で買い物をしますが、やはりバクララン等で買い物をした方が安いです。

またフィリピン最大の市場があるディビソリアには、殆ど総てのモノが揃っており、価格も安いです。

其処に買い出しに行くのですが。

時期毎によって色々なモノをオーダーを取ります。

新学期前でしたら学生ズボンやシャツ、靴下、下着等々。

X'mas前でしたら飾り物類、それ以外にも食品やら衣類、寝裝品、など実に様々なモノを買い出しに行きます。

ディビソリアで纏めて買うので更に安くなります。

過去には日本からもドア便でオーダー品を送った事があります。

勿論一つ一つの品には利を載せますが、それでもチェーン店で買うより安いですし、近所のパレンケで買うより安く済みます。

この様に顧客に対して、ファイナンス以外にも利便を図り、総合的にサービスの充実化を図っています。

此れが出来るのは軍と云う組織があり、顧客そのものが組織化されていると云う事も大きく作用しています。

近頃は此れを利用して、此方側から商品提案して、販売し始めたりしています。

様々なサービスを行ない、顧客の要望に応えながらファイナンスビジネスの充実化と拡大を図っていきたいと。

フィリピンにはフィリピンに合ったビジネスを展開すべきです。

単に日本的なビジネスをそのままフィリピンで行なっても、失敗するのは目に見えています。

フィリピン人のライフスタイルに即したビジネスを展開すべきだと思いますね。