昨日は己の身体の事を書きましたが。

まあ、‥ってな訳でオツムも弱いが腹も弱い、誠に頼りにならないオジサンなんですが(笑)

そんなオイラが20代半ばの時に結婚しました、相手は銀行員でして先方の親父さんには猛反対されましたね。

そりゃそうです、地元では有名な銀行でしてマスコミでも取り上げられた地銀の雄です。

親父さんからすれば大事な娘を苦労して銀行に勤めさせたら、そこに金も地位も何も無い、何処の馬の骨か分からん男がノコノコと出て来て、娘と結婚させてくれと言うのですから。

揉めて揉めて数年かけて結婚まで辿り着きましたが。

その嫁さんは健康優良児みたいな人で、オイラとは対極的でした。

オツムは切れるは身のこなしはスマートだは、病気なんぞとも全く無縁な人でしたね。

間違いなくオイラの方が先にクタバルと思っていましたが。

しかし人生は本当に分かりません、嫁さんは41歳の時に癌になり42歳で他界してしまいました。

脆弱なオイラが生き残り、健康的な嫁さんがアッと云う間に病魔に襲われ命を落としてしまう。

まさに人生と云う道には、所々に深く闇の様な陥井があると云う事を感じました。

そして絶望と失意の淵から這い上がる事が出来たのは、子供達と今のフィリピン人の嫁さんのおかげです。

また一人っ子のオイラが、今や7人の子持ちになるなんてのも、まさに人生の面白さや不可思議さを感じます。

先妻を亡くす数年前から、オイラの人生は下降線を辿っていました。

某上場企業を退社後、再就職したものの年収は下がり生活レベルも低下、そして妻の死という最悪なる事態。

その後、サラリーマン生活に終止符を打ち知人と会社を設立したり、コンビニを経営したりと紆余曲折でした。

そんな中で今の嫁さんと知り合い結婚、そしてその後もコンビニを廃業したりと苦難は続きますが。

常に今の嫁さんが物心両面で支え続けてくれ、数年後には新しい仕事でオーナー店を持つ事も出来ました。

まあ今は組織改編で直営店勤務になりましたけど(笑)

オイラがメゲそうになる度に、今の嫁さんの言葉で援けられて来ました。

また、この嫁さんのおかげでフィリピンにても収益が確実に挙がるビジネスも展開出来る様になり、老後の不安など全く無い状況にもなって来ました。

つくづく思うは、人生とは不可思議の連続だと。

そんな不可思議さはオイラの息子にも起きています。

人生って面白いですね…(´ψψ`)