サリサリを辞めて少し経ってから、バハイを移ろうと考えだした。

最初のバハイはラスピニャスはプランルパにあり、空港からも車で10~15分の距離、トライシケルの発着場が間近にあり便利な処だ。

しかしいかんせん狭い、2LDKタイプで駐車は路上。

サリサリ辞めた直後に中古のカローラを購入したが、何時もバハイ前に路上駐車。

一応はヴィレッジタイプなので路上駐車しても大丈夫なんだが、しかしヴィレッジタイプと言っても実にチープな雰囲気(笑)

で、バハイを改築して多少は広げたものの、元々のベースが狭い。

将来的に子供が育ったら何処にいればいいんだって感じだから、もう少し広いバハイをと思い探し始めた。

1年ちょっとかけて探しただろうか、なかなかコレって物件が出て来ない。

金がありゃアラバンのアヤラヴィレッジに住みたいが(笑)
そんなお金が何処を探してもある筈も無く。

空港近くがいいと思っていたので、パサイとかパラニャケとかの物件も見て回った。

しかしパラニャケは以前から水に問題ありとの事なのでパス。

結局やはりラスピニャスが一番いいとなり、絞り込んで探した。

新築物件から中古物件、銀行管理物件と実に様々なバハイを見た。

おそらくは数十軒は見ただろうか、私が気に入れば嫁さんが気に入らない、嫁さんが気に入れば私が気に入らない。

私と嫁さんがいいかなと思うと、ファミリーが「この辺りは水害があるよ」と言い、却下されたり。

何度かのバハイ探しの渡比にも疲れ果てた頃、帰国二日前に物件情報が飛び込んで来た。

オーナーがアメリカ行きを考えており、諸々の件でバハイが銀行管理になりそうな物件。

早速オーナーと会い物件を見せて貰う、最初のバハイからもトライシケルで2~3分、アラバン‐サポテハイウェイにも近い。

間取りは4LDK+サービスルーム、パーキングあり。

居住区はミドルクラスのSUBDで申し分ない。

嫁さんも私もファミリーも、皆気に入って即決。

価格交渉に入り、オーナー側もオーナーの娘さんやらファミリー達が同席。

交渉は二日間に及び、私共は現金を目の前に積んで値下げを迫る。

固定資産税の滞納分を私らが支払うという条件にて交渉は纏まり、市価よりもかなり有利な条件価格にて買い取りとなった。

そして私ら夫婦が帰国後に引っ越しし、最初のバハイは賃貸する事に。