ET9の夜、フライング陰性後、

お腹のつっぱりや気持ち悪さ、

若干の胸のハリ、

その後右足首の痛みだけ症状があったけど

全部生理前現象だなーと

意気消沈したままで判定日を迎えた。


週末の昼過ぎの病院は初めてかも。

受付後直ぐに採血。

前回同様、血液採取された管に向かって

HCG出てくれーって念じておいた。


そこから血液検査の結果が出るまで待つのみ。

陰性判定は確実だろうと、

次周期どうするのか先生に相談するため

前院での移植の詳細をまとめた用紙を

改めて見返しておいた。


採血後約1時間で診察に呼ばれ

担当の先生はスーパードクターだった。

部屋に入ると直ぐに次周期の画面が見え

ああ、やっぱ陰性かーと受け止めた。

机にも血液検査の結果用紙が置かれていて

直ぐに先生から今回は残念ながら

全然出てなくてですね…と話された。

数値はまさかの HCG 0.0!

ド陰性過ぎる!逆に潔い!


移植した胚盤胞の画像を見返してくださって

綺麗な胚だったんですけどね…うーん…

と、スーパードクターも悩ませる状態。

胚の問題だけではなく、

子宮側の問題もあったのかも、と

そこから先生は検査の話をされだした。

出産や流産後だと、

移植しても陰性が2回以上続く方の多くが

着床の窓ズレや慢性子宮内膜炎が新たに

発覚するケースが9割だったかあるようで、

私の場合はまだ1回の陰性だけど

残り1個の胚移植をする前に

確実性を上げるならもう一度検査する事も

考慮してはどうかと提案された。


そして次周期を移植か検査か

生理が来たらそれぞれの日程で

予約して来てください、と淡々。

こちらから話す機会もなく

一方的に説明されたのでビックリ…

スーパードクターでもお手上げって事?

夫婦で落ち込んでるって思われた?

折角の機会なのに落ち込んでる場合でもない。

話を聞き終わってから

なるべく端的に先生に質問。


まずは次周期も採卵すべきかどうか。

本当は次で最後!と残り1個の胚盤胞の

移植をしようかと思ってはいたんたけど

やっぱり2個移植で妊娠できた事を考えると

2個移植を目指し採卵した方が良いのか?と。

これについて、先生は当然の2個移植推し。

そりゃそう言うよね。

前院の過去の移植の結果を再度伝えた上でも

やはり2個移植が合っているのかも、と。

(5日目3BAと6日目4BCでHCG2.4が最高、

 5日目4ABの1個でHCG0.5、

 5日目3ABの1個でHCG1.5の結果あり、

 全て窓ズレ確認前で通常の5日目移植だった)


ただ、もし次周期に採卵するにしても

7月中旬にコロナに疾患した夫と私。

とくに精子の方は疾患後、3ヶ月くらい

結果がよくないとの記事を読んだと伝えた。

すると先生がご自身のブログを読み返され

そこまで気にしなくても良さそうとの見解。

気になるなら先に着床の窓の検査して

採卵までの時間を稼ぐのもアリだと。


そしてPRP療法について。

今回初期胚2個でPRPやっても

残念ながら結果は出なかったけど

前回の妊娠した時の条件を同じにするため

次に移植する場合も

PRP療法はやった方が良さそうとのこと。

今回の移植でPRP2回分を使い切ったので

再度PRP療法するなら再度採血。

準備に約3週間かかるので

次周期移植するなら数日以内に採血必須。

PRPの効果は正直あるのか分からないし

お値段がお高いので躊躇するところだけど

やっぱり過去の必勝法にあやかるしかない…


診察はこれで終了…部屋を出ようとする前に

最後に突然、夫が先生に

着床の窓や慢性子宮内膜炎の結果は

流産でそんなに変わるものか?って再確認。

先生はそうですね、よく起こってる印象です、

と結構自信たっぷりにおっしゃられた。

それに分かりましたと夫が言って

2人でお礼を言って部屋を後にした。


後から夫に何で念押し確認したのか聞いたら

あまりにも検査を勧めてきたから

ちょっと疑問に思ったそう。

私も同じように感じていたけど

後々考えると、先生は移植した胚を

かなり丁寧に確認してから

子宮側の検査を勧めてきたので

それだけ胚が綺麗だったって事かな?

先生的には検査ゴリ推しってわけでもなく

可能性を考えてくれてたんじゃないかな?

っと2人で改めて納得した。

多分診察の時は夫も私も

気持ちに余裕がなかったんだろうな。


トータル1時間20分程で

ビタミンDとプロバイオティクスの

サプリ購入も含め

お会計約9,000円。

久々に安い金額!助かるー



もうすでに経済的な余裕はない。

本当なら3回前の採卵で辞めてたはず。

それでもあと1回、あと1回と無理して続けて

一度妊娠できた事は大きくて…

たった1ヶ月でも幸せだった妊婦生活。

夫も同じ思いで、可能性があるなら続けたい。

けど本当に経済面はギリギリ。

一般的な共働き夫婦の収入の夫婦で

自費の採卵と移植の繰り返しは本当に厳しい。

どんなにお金を注ぎ込んでも

妊娠できる保証はどこにもないんだけど

年齢を考えると、諦めた瞬間に

赤ちゃんを授かる事は現実的ではないし。

いや今でも厳しいんだけど…


先生からも流産した事は、やはり妊娠出産へ

一歩前進しているって事という意見を頂いた。

ようやく必勝法が分かったところ。

お陰様でまだ採卵もできているし

ここ数回は良好胚が取れ出した。

いつかは区切りをつけないといけない。

でも、可能性があるのに諦められない。

お金がある限りはどうにか頑張りたい。

でも本当に後一回のチャンスかも。

検査も費用が高いので、慎重に考えよう。


今日で薬はストップなので

数日後には生理でリセットされる。

そしたらまた採卵かな。

今度は胚盤胞のみ目指して

目標は3個凍結!

どうにか良好胚ができますように…

胚盤胞がいくつできるかによって

検査もどうするかよく考えよう。