判定日。朝から夫婦で病院へ。
受付後直ぐに採血されたものの、
結構待ち合いが混んでいて長くなりそう…
私はずっと薬のせいか緊張のせいか
気持ち悪くてグッタリ…
待つこと1時間半。めっちゃ長かった…
ようやく呼ばれて入った診察室には
オシャレメガネ先生だった。
画面を見ると結果がすぐ分かりそうで
敢えて見なかったんだけど、
先生が直ぐに検査結果の紙を見せてくれた。
HCG 0.3未満
はぁーーーーー…
ダメだった。
着床してない。かすってもいない。
今の病院では1度もゼロから脱却できない…
夫は待たされた分、期待してたらしいけど
私は逆にダメなんだろうなって思ってた。
だからその場では落ち込まず
冷静でいられて良かったかも。
先生は丁寧に今までの治療歴を確認してくれて
初期胚移植、胚盤胞移植、複数移植、
2段階移植、新鮮胚移植、
自然周期、ホルモン周期、
全部やっているけど、
どれもHCGの反応はほぼゼロで
胚盤胞2個移植時が2.4が最高値という低さに
先生もうーん…っていう感じだった。
もう10個以上胚盤胞戻してるので
確率的に1個くらい正常胚があるはずだけど
極端に異常胚が多いのかもしれない。
染色体に問題があるのかもしれないし
卵の問題かもしれないけど
染色体検査とやPGT-Aの検査をしないと
分からないのでなんとも…って感じだった。
染色体とPGT-Aの検査は私たち夫婦は
やらないと決めている。
夫婦の染色体(遺伝子検査？)は
犯人探しみたいでやりたくないし、
PGT-Aに関しては
流石に100%染色体異常は無いだろうし
数打てば当たると思ってるのもあるけど、
胚盤胞を傷付け検査して出産できても
子供の身に何かあったら
原因がPGT-Aでなかったとしても
一生後悔するから絶対にしたくないから。
という事で、この検査はしない。
それ以外で出来ること、
次の採卵時に、BCE検査をする事にした。
これは慢性子宮内膜炎検査なんだけど
1年以上前にやった検査で、
その時は菌が1種類のみで問題なかった。
けど早い人は半年で結果が変わるらしい。
前にこの検査をやった時、
本当に細胞組織採ったの？って疑うくらい
無痛過ぎてびっくりだったので
実はちゃんと採取出来てなかったんじゃないか
なんて疑ってみたり…
だから今回の検査で菌が見つかったら
逆に納得するかもしれない。
というか原因がわかる方が対応できて良い。
そしてこれまでの卵たちの成長を先生が
めちゃくちゃ真剣に確認してくれて
今の病院で、3日目の初期胚の時点までは
8セル以上でグレードも比較的良い状態で
(今回の新鮮胚も1番良いグレードだった程)
本来なら5日目もこのままグレードの良い
胚盤胞が出来る見込みがあるはずなのに
実際にできた胚盤胞のグレードが
6日目とかCC判定だったりとか
思いのほか良くない結果だった。
そこで、対策としては
3日目以降の成長には精子の因子が強いので
培養液を途中から変えて精子の働きや
胚盤胞をサポートしやすいものにするという
提案をされた。
そんなのあるなら早くやって欲しかった…
後は今回の採卵時に出来なかった
ふりかけ法の体外受精が出来ると
精子のセレクションが自動的に出来て
良いものが出来るかも、と。
ZymotとIMSIもやった方が良さそうとのこと。
今回Zymotは夫の量が少な過ぎて
残念ながら出来なかったから
次の時に夫の調子が良いことを
ひたすら願うしかないよな…
やっぱり私だけじゃなく
夫側の問題もあると思ってしまう。
男性不妊で引っかかってないけど
プレッシャーに弱いとかストレスとか。
今回のET5の黄体ホルモン減少は
数値的には大きく下がってるけど
(移植時30からET5で1まで下がった…)
ルトラールをしっかり飲んでたので
補足は出来てたとの見解らしい。
今は注射での黄体ホルモンはできないらしく
今後もやるとしても薬と膣剤で
量を増やしてカバーするしかないそう。
ということで、時間を長ーくとってもらって
診察が終了した。
こんだけ着床しない人はいるっちゃいるけど
多くはないんだそうで…先生も困ってた。
次の採卵で終了にしたい。
胚盤胞が出来なければもう一回やるかもだけど
胚盤胞が出来たらそれで最後。
出来たら複数移植したい。
それでもダメならステップダウン。
転院も考えたけど
また1からやる気力もないし
この病院でできない事が他の病院で
出来るんだろうか…？
本音は前院が大好きだったから戻りたい。
けど、結局はどこでも
結果が出ていないんだよな…
病院の滞在時間約2時間。
お会計4千円。
安い…のが救いかな。
しかし私は…
なんでこんなに着床しないんだろう？
どなたか似た状況打開されてたら
経験談を教えて欲しいです。