採卵から3日目、朝9時半に培養室に電話して

移植できる初期胚が出来ているかの確認。

今日は有休を取って自宅で待機だったので

朝からなんだか落ち着かなかった。

時間に電話して、担当者に代わるまでの

保留音が長くて不安でたまらなく怖い。


担当の培養士さんからの報告は…

採卵できた卵が4個、

うち3個が成熟卵、残り1個が未熟卵

成熟卵3個に顕微授精を行って

1個が正常受精、

1個が変性卵でストップ、

1個が受精確認できず継続観察しても

何も見えずストップ。

正常受精した1個を3日間培養した結果

本日朝のグレードが8cellG1で良好


とりあえず1個初期胚が出来てて良かった…!

夫婦共々の結果が良くなかったし

全部ダメになる可能性大だと思っていたので

本当にホッとした。

電話が終わった後、直ぐに夫にライン。

夫も直ぐに返事をくれて、

良かった!って言ってた。心配だったよね。


実は昨日の夜全然眠れずに

明け方に変な夢を見た。

叔母が出てきて、

子供のためならなんでもできると言って

高い所から下に広がる森に向かってダイブ!

えええ?!ってビックリしていると

普通に森から無傷で歩いて出てくるという

謎すぎる夢。なぜ叔母なのか?

子供のために飛び込む事が出来るくらい

母になる覚悟があるのか問われた夢なのかな。

子供のためなら、なんだってするよ。

だから今日も頑張れるし。


来院がお昼の指定時間だったので

電話の後は直ぐに化粧して準備して

お昼を済ませて病院へ。

移植できない状況なら家でお菓子食べて

やさぐれる予定だったけど

移植が出来る状況で健全?なご飯を食べて

病院に向かえるなんて、凄い嬉しい。


病院に着くと待ち合いに人が多く感じた。

お昼の時間帯だし移植の人が多いって事かな?

受付後、10分ちょっと待って診察へ。

担当は何度かお世話になってる女医さん。

受精卵のグレードの再確認と

ホルモン値が下がっていないか確認するため

中間診察日と判定日のスケジュールの決定、

今日の移植にオプションを付けるかの確認。

通院日は土日にしてもらった。

今日できるオプションは、膣へのHCG注入、

エンブリオグルーのお話が出たけど、

先生曰く、

どちらも過去に成果が出ていないのもあるし

複数移植ならエンブリオグルーは

お勧めする場合もあるけど

初期胚1個移植ならあまり必要ないようなので

何もつけず移植することに。

それで診察はすぐに終了。


診察後は数分で採血に呼ばれ

ホルモン値検査の採血。

そこから50分程待って面談室へ。

初めましての若い培養士さんから

胚の説明をしてもらった。

初期胚はグレードが良いだけあって

フラグメントなく凄く綺麗な状態に見えた。

一生懸命生きようとしてるなって嬉しくなる。

少しでも成長の手助けになればと

オプションのアシステッドハッチングを

念のため付けてもらった。


タイムラプスの動画を見せてもらったあとは

処置室に移動して移植を待つこと1時間弱…

ようやく移植の順番が。

先生は若そうな先生。動きが機敏だけど

声がけは優しかったので安心できた。

内膜8.9ミリ…まぁ良くなった方かな。

私の子宮はちょっと曲がってるらしく

最初の準備が大変そうだけど

痛みもなく移植がサラッと終了。

初期胚のキラッとしたのが見えて嬉しい。


着替えて待合に出ると誰もいない…

多分最後の移植患者だったのかも。

20分ほど待って

お薬を受け取るために処置室へ。

今日のお昼から飲むダクチル1回2錠朝昼晩、

前回の続きで飲み続ける

プレマリン、ルトラール各1回2錠ずつ朝晩、

プレドニン1回1錠朝晩を出してもらった。

膣剤なくて大丈夫なんだろうか…

中間診察で数値見て増えるのかな。


トータル2時間40分ほどかかって

お会計25万円。

長い拘束時間に高い出費だけど

子供のためならなんだってするよ!

卵ちゃん、一緒に頑張ろうね。